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男子400メートルリレーで3位となった(左から)塚原、末続、朝原、高平の日本チーム=22日

リレー、歴史刻む銅 北京五輪

 【北京=西堀卓司】夢をつないだ黄色いバトンが「鳥の巣」に高々と舞い上がり、無数の照明に照らされてきらきらと輝いた。22日の北京五輪男子400メートルリレー。アンカーの朝原宣治選手(36)が背中に羽でも生えたかのようにぐいぐい加速し胸を突き出してゴール――。五輪の男子トラック種目での初のメダル獲得という“歴史”が刻まれた瞬間だった。

 しっかりと電光掲示板を見据え「JAPAN」の横に輝いた「3」を確認すると「何の感情だかもうわからなかった」と朝原選手。半ば無意識にバトンを投げ、トラックに落ちて「トン、トン」と小気味よく跳ねるうちに、客席に向けて拳を突き上げた。(07:00)

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