更新:7月31日 17:30デジタル家電&エンタメ:最新ニュース
SCE、仮想空間サービス「Play Station Home」の参加型テストを8月下旬に実施
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は31日、ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」向けの3次元仮想空間サービス「Play Station Home」のユーザー参加型テストを8月下旬に実施すると発表した。参加者を募集し、抽選で約1万人に試してもらう。一般向けサービスは秋に公開する予定。 参加者を同日から8月11日まで募集する。応募はPS3のネット接続サービス「PLAYSTATION Network」のマスターアカウントを持つ18歳以上のユーザーに限定する。PS3のオンラインショッピングサービス「PLAYSTATION Store」の中に応募コーナーを設けた。 当選したアカウントを持つユーザーは、アバター(化身)を使って他のユーザーと話をしたり、ゲームや映像、買い物を楽しんだりできる。まずは仮想空間での活動拠点となる「ホームスクエア」や自分の部屋としてインテリアを選べる「マイホームスペース」、ボーリング対戦といったゲームを楽しめる「ゲームスペース」などのエリアを利用できるようにする。エリアや機能は順次拡張するという。
テスト中はバンダイナムコゲームスの「ナムコミュージアム」と協力し、ゲームスペース内で「パックマン」「ディグダグ」などを楽しめる。ゲームで特定の条件をクリアすると、Home内で使えるアイテムをもらえるという。SCEのゲーム「無限回廊」「勇者のくせになまいきだ。」の簡易版を設置するなど、様々なゲームとの連携を進める。 SCEはユーザー参加型のテストで品質を高めたうえで秋に一般に公開する。利用者を拡大し、コンテンツ販売や広告収入によってネット接続サービスの収益の柱に育てたい考え。 [2008年7月31日/IT PLUS] ● 関連記事● 記事一覧
|
|