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日本人父に捨てられ(?)帰国できず比で困窮生活 名古屋の無国籍姉妹

2008.8.20 20:40

 日本人男性(65)とフィリピン人女性(40)の間に名古屋市で生まれ育った15歳と13歳の姉妹が、フィリピン・セブで立ち往生している。

 旅券取得目的で故郷のセブに戻った母親に同行したが、無国籍の姉妹は日本に帰国できないまま父親が連絡を絶ったからだ。姉妹は言葉も通じないセブで1年以上、困窮生活を強いられており、「日本に戻って勉強したい」と訴えている。

 姉妹の母親のゼナイダさんは16年前に芸能ビザで来日、男性と知り合った。男性には別の家族があったが、姉妹が生まれ一緒に暮らした。しかし姉妹は認知されず、無国籍のまま育った。小、中学校には市役所の配慮で入学できた。

 男性は「帰国用の航空券代は後で送る」と3人を送り出した。しかし今年1月から連絡がつかず、居場所も分からない。(共同)

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