福岡放送局

2008年8月22日 19時11分更新

暴力団組長自宅に発砲の跡


22日午前、北九州市八幡西区にある工藤会系暴力団の組長の自宅で拳銃の弾が撃ち込まれたような跡が見つかり、警察は発砲事件として捜査するとともに暴力団の組織内でトラブルがなかったかどうか調べています。

22日午前9時ごろ、北九州市八幡西区藤原にある指定暴力団工藤会系の暴力団組長の自宅から「拳銃の弾が撃ち込まれている」という通報が警察にありました。
警察が調べたところ、住宅の門に銃弾が撃ち込まれたような跡が2か所あったほか、近くの道路には実弾とみられる弾が2つ見つかりました。けが人はいませんでした。警察の調べによりますと、事件があったのは「工藤会末松組」の末松勝巳組長(45)の自宅で、末松組長は知り合いの男性にけがを負わせたとして21日、警察に出頭し傷害の疑いで逮捕されています。
現場は住宅街で、21日夜8時ごろ、住民が「パーン」という大きな音を聞いたほか、同じ時間には現場の住宅に設置されている防犯カメラに白い車が止まるところが映っていたということです。
警察は発砲事件として捜査するとともに暴力団の組織内でトラブルがなかったかどうか調べています。