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洋画離れ止まらず 興行収入4割減少 (1/2ページ)

2008.8.22 21:08
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 20世紀フォックスやワーナーなど洋画大手5社の今年1月〜7月の興行収入累計が昨年同時期の約4割減の大幅な落ち込みを記録した。業界では、消費不況による節約ムードや、若者らに字幕が敬遠されていることなどが原因とみており、今年後半も大きな回復は期待できないとの見方が広がっている。

 日本映画製作者連盟によると、大手5社と単館系作品を中心に扱う独立系5社をあわせた洋画の興収累計(1月〜7月)は約461億円で30・8%減だった。うち、独立系は約126億円で1・9%増だったが、大手5社は約335億円で38・3%減の激しい落ち込みとなった。

 一方、邦画は「崖の上のポニョ」が興収100億円を突破するなど好調で同18・9%増の約536億円。市場全体でみると約997億円で同10・8%減だった。

 最終的な数字は、クリスマスシーズンを含めた残り5カ月の成績しだいだが、洋画では11月の予定だった人気シリーズの6作目「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の公開が米ワーナー・ブラザーズの都合で来年7月に延期される予想外の事態も発生。全国約800スクリーンで公開予定の後半最大の目玉だっただけに影響は避けられない。

 同連盟の愛宕(おたぎ)威志事務局次長は「洋画がこれほど落ち込んだ例は聞いたことがない。単に有力作が少ない年だったというレベルの落ち込みではない」と話す。

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