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北京五輪:井上康生さん、地震で被災の子供たちと交流

子どもたちのサイン攻めにあう井上康生さん=北京市内で16日、三木陽介撮影
子どもたちのサイン攻めにあう井上康生さん=北京市内で16日、三木陽介撮影

 【北京・三木陽介】00年シドニー五輪柔道男子100キロ級金メダリストの井上康生さんが16日、北京市内で四川大地震で被災した子供たち約130人と交流した。サインと握手攻めにあった井上さんは「強い心を持ってしっかり生きてください」と励ました。

 交流会は中国紙・中国青年報が主催し井上さんのほか、88年ソウルと92年バルセロナ五輪の女子板飛び込みで2連覇した高敏さん(中国)ら日中韓3カ国の金メダリスト計6人が参加、子供たちからの質問に答えた。

 「ニイハオ」とあいさつし拍手を受けた井上さんは「金メダルを手にしたことでいろいろな友人が得られた。柔道を通じてみんなとこうして触れ合えることができるのも幸せ」と語った。

 井上さんからサインをもらい握手した※川県の汪勇美さん(15)は15日が誕生日。「サインは宝物。とても力強くて大きな手でした」と話した。今は成都市で避難生活を送っているが「12月に帰れると思うので頑張ります」と勇気付けられた様子だった。

(※はサンズイに文)

毎日新聞 2008年8月16日 19時31分(最終更新 8月16日 22時08分)

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