著作権問題についての謝罪



謝罪

 この度、松本邦雄様の著作である戯曲「サミュエル」を無断で使用し、映像作品を制作し、上映したことを深くお詫び申し上げます。
 戯曲「サミュエル」は雑誌テアトロで発表された時より魅力を感じ、映像化をしたいと考えておりましが、制作をを実行するにあたり著作者への連絡をせずに無断で制作、上映を致しました。
 作品を使用するということの社会的意義と責任、戯曲「サミュエル」が持つ価値、及び著作者の権利と心情に対し、配慮と責任を欠いた行動をいたし、大変不快な思いをさせたばかりか、ご迷惑をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます。また、この件に対して私の対応が遅れました事も重ねて深くお詫び申し上げます。
 誠に申し訳ございませんでした。
 映像「サミュエル」に出演して下さった方々、シネマウント・フィルム・パーティーの部員の皆様、顧問教官尾形隆彰教授、および千葉大学に対し、多大なご心配とご迷惑をおかけいたしました。
 深くお詫び申し上げます。
 誠に申し訳ございませんでした。

                  2008年8月11日

                  千葉大学シネマウント・フィルム・パーティー

                                    冨浦崇行


謝罪


 この度は、千葉大学シネマウントフィルムパーティーの部員・冨浦崇行が松本様の作品である戯曲「サミュエル」を無断で映像化および上映したことについて、サークル代表者として深くお詫び申し上げます。また、その結果、松本様の権利を侵害し創作活動を著しく妨害したこと、サークルとしての対応が遅れた事で大変ご迷惑をおかけしまして、まことに申し訳ございませんでした。
 今回は、原作の無断使用を知らずに作品の制作・上映を協力、容認したサークル全体にも問題があり、著作権に対する認識が甘かったことを部員一同深く反省しております。
 今後、二度とこのようなことがございませんよう、サークルとしても指導を徹底し、部員が作品を制作する際には企画段階でサークル全体による検討をいたしてまいります。合わせて、本映像作品の上映禁止、作品及び関係素材の廃棄、千葉県内の大学映研の合同上映会・「3C−Factory」への賞の辞退と謝罪、各方面への正式な謝罪を、部員・冨浦共々サークルで適切に対応していきます。

 また、3C−Factory関係者、テアトロ編集部、劇団個人主義、および作品の出演者の皆様にもお詫び申し上げるとともに、千葉大学の諸サークルの皆様や大学の名誉を傷つけましたことに対しましても深くお詫び申し上げます。
 当サークルの上映会にご来場いただいている皆様にも、ご心配・ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。

 今後、当サークルでは著作権および知的財産権の専門家の方をお招きしての勉強会など、再発防止の努力をしていきます。

                  2008年8月11日

                  千葉大学シネマウント・フィルム・パーティー
                                 部長 斎藤岳史



謝罪


 このたび私が顧問教官をつとめておりますシネマウント・フィルム・パーティーの部員が、創作活動を志すものとしてあるまじき行為を行ってしまいましたことについて、部を指導する立場の者として、深く反省いたすとともに、著作者松本邦雄様に対して心底から謝罪申し上げます。またこのことが明らかになってからの対応が大変遅れてしまったことについても重ねてお詫び申し上げます。
 今後は著作者を含めて関係各位に対する謝罪を行うように指導してまいりたいと存じます。また、大学のクラブの顧問教官や部活動の責任者に対して、二度とこのようなことを起こさないよう、著作権あるいは知的財産の所有権の重要性について、全学的なセミナーを開催することを大学に提案・実施して参る所存であります。

                  2008年8月11日

                  シネマウント・フィルム・パーティー顧問教官
                             尾形隆彰(文学部教授)