(cache) 薬誤投与され女性意識不明 半月後死亡、警察が捜査
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  •  ニュース詳細
  • 薬誤投与され女性意識不明  半月後死亡、警察が捜査

     青森県五所川原市の公立金木病院で6月下旬、末期肝硬変で入院した70代の女性患者が、血糖降下剤を誤って投与され、意識不明となっていたことが22日、分かった。女性は半月後に死亡しており、県は誤投与との関係は不明としているが、五所川原署は誤投与が死因につながったかどうか調べている。

     県医療薬務課によると、女性は6月20日から同22日にかけて、本来処方の利尿剤「アルマトール」とは別の、血糖降下剤「アマリール」を投与された。血糖降下剤は意識障害の原因になるといい、女性は翌23日に容体が悪化、意識不明となった。7月8日に死亡した。

     患者は事故以前に「アマリール」を投与されたことがあり、記録に残っていた薬名を病院の事務担当職員が医師に確認せず、そのまま誤って処方申請したという。

     病院側は遺族に説明と謝罪をするとともに、院内に事故調査委員会を設置。県などにも報告した。県は「基本的なチェックがなされていなかった」として、病院に改善を指示している。

      【共同通信】

    ソーシャルブックマークへ投稿: ソーシャルブックマークとは
    ロード中 関連記事を取得中...