2008年 8月 21日
香川用水第4次取水制限始まる
香川の水不足が深刻さを増しています。高知県の早明浦ダムの貯水率が約15%となったことから香川用水の供給量を60%カットする第4次取水制限が21日から始まりました。取水制限の強化に伴い、高松市では21日から水道の減圧率を33.3%にアップしました。そして、市内に送られる水道水の水圧を均等に調整するため、市内5カ所で配管のバルブを絞り込む作業が行われました。この影響で、高台などの一部の地域で、水の出が悪くなることが予想されることから、市内16カ所に臨時の給水所を設置しました。このほか市内154施設の学校や公営プールなどの利用を中止するなど水不足の影響が広がっています。早明浦ダムの午後5時現在の貯水率は14.6%と平年を約66ポイント下回っています。

酒気帯び運転隠した副町長が辞職願を提出
酒気帯び運転で摘発された事実を4年間隠していた香川県琴平町の副町長が21日、町長に辞職願を提出し、受理されました。辞職願を提出したのは琴平町の高岡勝副町長です。町によりますと21日午前、山下正臣町長あての辞職願いを提出し受理されたということです。高岡副町長は収入役だった2004年6月、自宅で酒を飲んだ後、車を運転中に飲酒検問で摘発され、丸亀簡易裁判所で罰金20万円の略式命令を受けました。高岡副町長は、摘発された半年後、事実確認をした山下町長に対し、「やっていない」と話すなど、4年間、酒気帯び運転の事実を隠していた事が明らかになっていました。

笠岡市で100万本のひまわり見ごろ
笠岡市の笠岡湾干拓地でヒマワリの花が見ごろを迎えています。その数、約100万本、花のじゅうたんを一目見ようと多くの家族連れなどでにぎわっています。笠岡湾干拓地にある笠岡ふれあい空港近くの約10ヘクタールの敷地には約100万本の花が咲き競っていて、まるで花のじゅうたんを敷き詰めたようです。6月に種を蒔いたひまわりは今月10日ごろ開花し、今が一番の見ごろです。訪れた人たちはひまわりの花をカメラにおさめるなどして思い思いに楽しんでいました。笠岡湾干拓地のひまわりの花は、今週いっぱい楽しめます。畑では今月24日にひまわりカーニバルが開かれ、特産品の販売やヘリコプターの遊覧飛行などのイベントが予定されています。

岡山・美咲町で早場米の稲刈り始まる
岡山県北から一足早い秋の便りです。美咲町では早場米の収穫作業が始まりました。美咲町では現在50戸ほどの農家が約20ヘクタールの田んぼで早場米の秋田小町やコシヒカリを栽培しています。このうち美咲町原田の農業、杉山達雄さんの田んぼでも5月上旬に植えた苗が頭をたれていて、照りつける太陽の下収穫作業に追われています。地元のJAによりますとことしは高温による品質の低下や病害虫の被害が心配されていましたが、影響は少なく町全体で去年並みの約80トンの収穫が見込まれています。早場米の収穫は今月いっぱい続き、来月10日ごろから県内各地のスーパーで販売されるという事です。

岡山市花き共進会
岡山市内で栽培された花のできばえを競う、花き共進会が岡山市役所で開かれました。これは岡山市内で栽培されている花の品質向上と、栽培技術の向上を目指して毎年開かれているもので、菊の花など41点が出品されました。今年は夏場に雨が少なく日照時間が長かったことから、生産農家は水の管理に苦労したものの、全体的にボリュームがあり品質の良い菊に仕上がっているということです。出品された花は、流通関係者など5人が色の鮮やかさや、形が整っているかなどをポイントに審査を行い、岡山県知事賞などを決めました。出品された花は22日まで岡山市役所で展示されています。

JFL第8節、ファジアーノ岡山対佐川印刷
JFL第8節ファジアーノ岡山対京都の佐川印刷SCの試合が、20日夜岡山市の桃太郎スタジアムで行われました。現在JFL4位のファジアーノ岡山。FWに武田、小林のコンビをスタメンに起用し、得点ランキング4位の喜山はベンチスタートです。相手は現在リーグ14位と下位チームですが、ファジアーノは中盤でボールを奪われ、リズムに乗ることが出来ません。前半21分、FW武田が惜しいシュートをはずした直後、MF関が左からのパスにうまくあわせますが、相手キーパーに阻まれます。後半、ファジアーノはFWに喜山を入れ、流れを変えようとしますが、なかなかゴールを奪うことが出来ません。結局両チームとも決定力を欠き、試合は0対0のまま終了。ファジアーノは勝ち点1を挙げ4位を維持しましたが、ホームゲームを勝利で飾ることが出来ませんでした。

高松市でサーパス神戸の公式戦
高松市の穴吹工務店がスポンサー契約を結ぶプロ野球ウエスタンリーグサーパス神戸と阪神タイガースの試合が20日夜、高松市で行われました。穴吹工務店は2000年にプロ野球オリックス・バッファローズの2軍とスポンサー契約を結んでいます。サーパス神戸が高松市でウェスタンリーグの公式戦を行うのは6年ぶりです。サーパス神戸はかけつけた約1300人のファンの前で勝利を目指しましたが、阪神タイガースの2軍で調整中の今岡誠選手や金村暁投手の活躍の前に0ー7で敗れました。試合は21日も午後6時から高松市生島町のサーパススタジアムで行われ、入場は無料です。