KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2008年8月21日(木)の KCT TVニュースから]

2年連続世界大会出場権獲得 総社南高校ダンス部が全国優勝報告(総社市)

ダンスドリルの全国大会で優勝した県立総社南高校ダンス部のメンバーが、総社市役所を訪れ片岡市長に優勝報告を行いました。
総社市役所を訪れたのは部長の藤岡弘成くんなど部員12人と校長・顧問教諭ら合わせて15人です。総社南高校ダンス部は去年アメリカで開かれた世界大会のヒップホップ部門で優勝し話題を集めました。今年のチームも関西・西日本地区予選を勝ち抜き、7月に東京で行われた全国大会では、12人で臨む「スモール編成」で2位のチームに大差をつけ見事優勝を決めました。全国大会で優勝したことで今年のチームも来年3月に予定されているアメリカでの世界大会の出場権を獲得しており、生徒と保護者で費用面も含めて出場するか検討し、10月頃までに決定することにしています。

玉野ブランド 「お宝たまの印」認定審査会(玉野市)

「玉野を代表する特産品を作ろう」と玉野市が、今年初めて取り組むブランド認定事業「お宝たまの印」の審査会が開かれました。
玉野市ブランド認定事業「お宝たまの印」は、市内の生産者や製造者の商品にブランドを付けて玉野ならではの特産品を全国に発信していこうというものです。玉野市特産品協議会が開いた審査会では、まず、一般公募した「お宝たまの印」認定マークの審査が行われ、全国から寄せられた62点のデザインから最優秀賞1点、優秀賞2点を選びました。審査には、岡山大学大学院教授の小松泰信さんを審査委員長に一般公募市民、大学生、ほほえみマリン大使など19人が当たりました。午後からは、申請のあった商品25点を審査し、コンセプト、価格、デザイン、味または品質、商品名が玉野市を代表するものとしてふさわしいかどうかを採点していきました。審査の結果「お宝たまの印」には玉野魚市場の「たまげた一夜干」をはじめ7社23点の商品と「番田芋」と「紫芋」の2点の農産物が認定されました。また、「お宝たまの印」の認定マークには、玉野市在住の60代のデザイナーの作品が最優秀に選ばれています。

三井造船 鋼板加工工場完成、稼働(玉野市)

三井造船玉野事業所は造船用の鋼の板を切断する工場を建設し、稼働を始めました。
完成した工場は三井造船玉野事業所の一番南に新しく建設され、8月上旬から本格的に稼働を始めています。三井造船では4、5年前に比べて受注が3割ほど増え、好調な操業が続いています。これまで艦船工場の中にあった加工工場では鋼板の切断に対応しきれず、外注する比率が4割を占めるまでになり、コストアップの要因になっていました。新しい鋼板切断工場の広さはこれまでのおよそ2倍となる2万平方メートルで、およそ28億円をかけて2棟の建物と機械が整備されました。船で運ばれてきた鋼板は荷揚げされると、錆などを落とし、塗装する機械へかけられ、工場内に設置された5基の切断機で様々な形や大きさに切断されます。切断機には電気の熱で切るプラズマ切断機と光のエネルギーを集めて切るレーザー切断機の2種類があり、鋼板の厚みや用途によって使い分けます。新たな工場の稼働により、外注に出す場合と比べると1トン当たり半分のコストですむことになります。また、鋼板切断能力もこれまでの1・7倍にあたる1ヶ月およそ8000トンと大幅に高まり、受注の伸びに対応します。

倉敷市姉妹都市 米国・ニュージーランド訪問団が帰国報告(倉敷市)

倉敷市と姉妹都市縁組を結んでいるアメリカのカンザスシティとニュージーランドのクライストチャーチへ派遣されていた生活体験訪問団が帰国し、報告会が開かれました。
報告会にはそれぞれの市を訪問した中学2年生から高校3年生と保護者、引率者などおよそ60人が出席しました。倉敷市国際交流協会の藤原均会長は「訪問団での体験をもとに、国際的なことに興味を持ち倉敷市の国際交流のリーダーになってくれたら嬉しいです」と挨拶しました。カンザスシティ訪問団は引率者1人を含む12人で、16日間の日程でホームステイ先で交流を深めたり、メジャーリーグの試合を観戦したりしました。クライストチャーチへは引率者2人を含む17人が、17日間の日程で訪問しました。ホームステイをはじめ、3日間は現地の学校へ登校し、異文化交流を図りました。参加者からは「チャレンジ精神が身についたと思う」「ホームステイ先と今も交流が続いているのでこれからも大切にしていきたい」などの声が聞かれました。伊東香織市長は「初めて英語が通じた感動を忘れず、貴重な体験を生かして学生生活を送ってほしい」と話しました。二つの市への訪問団はほぼ毎年、国際化への対応や姉妹都市交流の推進を目的に派遣されています。

260人参加! 倉敷市小・中学生将棋大会(倉敷市)

倉敷市小・中学生将棋大会が水島緑地福田公園体育館で開かれました。
この将棋大会は、将棋の対局を通して、児童・生徒の親睦を深めてもらおうと倉敷市文化振興財団が毎年、夏休みに開催しています。小学生の大会は今年で15回目、中学生は35回目になります。今年の大会には、市内の小学生212人と中学生45人が参加。小学生の部と中学生の部に分かれて、1人5局の対局を行いました。参加した児童・生徒は真剣な表情で駒を動かしながらも普段対局できない違う学校の選手と対戦できるとあって、対局を楽しんでいました。主催者によると一時期の将棋人気に比べ、陰りがあるということですが、来賓として毎年訪れる有吉道夫九段は、多くの児童生徒が参加するこの大会に期待を寄せていました。

湯谷山の流しそうめん(倉敷市)

倉敷市児島通生の寺田地区は、夏休み恒例となった地域あげての流しそうめん大会を17日開きました。
流しそうめんの会場となるのは、くらしき百景にも推薦された霊場湯谷山です。朝から地域住民150人が山に登り、青年団は早速そうめんの準備、お年寄り達はお堂でお経を唱えます。中には明治40年生まれ、今年101歳を迎えるおばあちゃんもお祈りし、地域の健康づくりのお手本として存在感を示していました。そうめんが流れ始めると会場は一気に盛り上がってきます。寺田地区の流しそうめんは麺を流す樋だけでなく、出汁を入れる器まで地元で取ってきた竹で作るなど、こだわりが伺えます。さらに近所で採れたトマトやゼリーが流れてくるなど子ども達を喜ばせる工夫が凝らされています。湯谷山は平安時代からの伝説も残る霊場で、崖には十三の石仏などが祀られ信仰を集めてきました。 寺田自治会では「里帰りしてきた人たちも一緒に結束を図り、地元の魅力も感じられるこの行事をさらに充実させていきたい」としています。

木工芸家 林鶴山生誕80年企画展(倉敷市)

岡山を代表する木工芸家林鶴山さんの生誕80年を記念した回顧展が、倉敷市立美術館で開かれています。
会場には伝統工芸展に出品した盛器や盆などに加え風情あふれる襖絵などおよそ80点が並べられ、現代の名工としての確かな腕を間近で見ることができます。林さんは15歳から本格的に木工作家を目指し、木目を生かした作品づくりに永年取り組んできました。平成7年には県の重要無形文化財保持者に認定され、その後も倉敷市文化章や黄綬褒章を受章しています。林さんが使う木材は樹齢450年以上の銘木と言われるケヤキが中心で、刻まれた年輪を作品の中に美しく調和させています。こちらの作品「欅 拭漆八角喰籠」をみると八角形を形作る稜線が頂上に近づくにつれ消えています。これが「陰の線」という林さんがたどり着いた美の境地です。林さんがこれまでに手がけた名品を一堂に展示した展覧会は9月15日まで倉敷市立美術館で開かれています。

全国性教育研究大会(総社市)

学校での性教育や性被害を防ぐ教育について学校関係者などが話し合う全国性教育研究大会が、きょうから2日間の日程で岡山県立大学で始まりました。
研究大会には、全国の学校や医療関係者などおよそ350人が参加しました。エイズを含む性感染症の増加や出会い系サイトによる新たな性被害が問題になる中、全国の教員らが集まり、情報交換をするなどして若者の性に関する現状と、今後の性教育のあり方を探るもので、総社市での開催は初めてとなります。初日のきょうは、専門家による講演とパネルディスカッションが行われました。講演では、文部科学省学校健康教育課の高山 研さんが「学校での性に関する指導について」話しました。高山さんは、近年の子どもの性の問題や心身の健康問題は、心理的な側面による影響が強いことから「性教育を行う場合には、人間関係についての理解や、コミュニケーション能力の育成を前提にして行うべきで、具体的な避妊方法などの知識を早く詳しく教えれば効果があるというものではない」と説明。「児童生徒が自分たちの生きがいを見つけ出すことを支援することが根本的な性教育につながる」と話しました。この研究大会は明日まで行われ、明日は小学校低学年から高校までの学年ごとの分科会が行われ、それぞれの課題について意見交換が行われます。

(最終更新 08/21-18:49)

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