中東・アフリカ

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米国務長官:イラク首相と会談…米軍撤収「重要な進展」

 【ワシントン小松健一】ライス米国務長官は21日、事前予告なくバグダッドを訪問し、来年1月以降のイラク駐留米軍の地位協定の合意を目指してイラクのマリキ首相らと会談した。会談後の記者会見でライス長官は「重要な進展があった」と述べ、合意が極めて近いとの認識を示した。

 AP通信によると、米国とイラクは米軍戦闘部隊を来年6月30日までにバグダッドから撤収することで合意する協定草案を作成したという。草案には全土の米軍戦闘部隊撤収を11年末までとするイラク側の主張も盛り込まれているとの情報もある。これについて、ライス長官は「米軍の規模と任務は(治安状況など)現実に即して対応すべきだ」と述べるにとどめた。

 米国は撤退スケジュールの明示に反対するこれまでの方針を転換し、7月に米軍の削減や撤退の大まかな計画となる「日程上の展望」を盛り込むことでイラクと合意した。

毎日新聞 2008年8月22日 1時15分

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