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チベット、中国軍発砲で140人死亡か ダライ・ラマ発言

 【パリ=野見山祐史】訪仏中のチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世は22日付のルモンド紙のインタビューに応じ、中国軍が五輪開催中の18日にチベット東部で群衆に向けて発砲し、140人が死亡したと語った。また、3月のチベット騒乱以来、自治区のラサだけで400人が中国軍により殺害され、1万人が拘束されたと述べた。

 ルモンド紙は1面トップで記事を掲載し、その中でダライ・ラマは18日の発砲についてチベット東部のカム地方で起きたと説明。死者数は「確認が必要だ」としつつも、「中国軍はいまなお群衆への発砲を続けている」と述べ、中国を強く批判した。「中国の言う欺瞞(ぎまん)の自治」でなく、真の自治のために非暴力運動を続ける考えを強調した。(21日 23:16)

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