【北京20日・本社五輪取材班】北京五輪第13日の20日、ソフトボールは、ページシステムによる準決勝で1次リーグ2位の日本が同1位の米国にタイブレーク方式の延長戦の末、1‐4で敗れた。
日本は先発のエース上野由岐子(ルネサス高崎、福岡市出身)が、0‐0で迎えた9回に3ラン本塁打を浴びるなど4点を失い、その裏1点を返すにとどまった。日本は同日夜のオーストラリア‐カナダ戦の勝者との3位決定戦に回り、勝てば21日の決勝で再度米国と金メダルを争う。
レスリング男子はフリースタイル66キロ級で、アテネ五輪5位の池松和彦(K‐POWERS、福岡県筑前町出身)が初戦の2回戦でグルジア選手に1‐2で惜しくも敗れ、敗者復活戦にも回れなかった。
ホッケー女子の日本は9、10位決定戦で韓国に1‐2で敗れ、10位に終わった。卓球のシングルス2回戦で女子の福岡春菜(中国電力)が勝ち、3回戦に進んだ。男子は岸川聖也(スヴェンソン、北九州市出身)らが2回戦から、女子3回戦から福原愛(ANA)らが出場する。
シンクロナイズドスイミングのデュエットで鈴木絵美子、原田早穂(ミキハウス)が午後の決勝に臨む。野球は1次リーグ最終戦で日本が米国とナイターで対戦。日本は勝てば3位となり、22日の準決勝で2位キューバと、負ければ4位で1位韓国と対戦する。
=2008/08/20付 西日本新聞夕刊=