2008年8月21日 11時56分更新
小児科や産婦人科の医師不足が問題となっていますが研修医を対象に県が支給する「医師研修資金」について、今年度は30人が受けることになりました。
県の「医師研修資金」は県内の病院で小児科、産婦人科、麻酔科を担当している研修医を対象に毎月15万円、年間で180万円を最長で4年間貸す制度です。
今年度この制度を利用するのは、▼小児科16人、▼産婦人科12人、それに、▼麻酔科2人の研修医の男女あわせて30人です。
資金を受けた研修医は研修が終了した後、一定の期間、県内の公立病院や県が指定する病院に勤務すれば資金を返還しなくても良いことになっています。
このため県では、この制度を多くの研修医に利用してもらい、医師不足の緩和に役立てたいとしています。