白坂和彦さんの嗜好目的大麻免許申請記

2006/08/07 23:30

 

大麻取締法第2章 免許
第5条 大麻取扱者になろうとする者は、省令の定めるところにより、都道府県知事の免許を受けなければならない。


うほ!免許を取れば堂々とできるんじゃない。
つーわけで、目論む公認栽培者。
さて?どうやって取得するんだろう?とHow to求めてネット検索したのが確か去年。

そして白坂和彦さんが試みた「嗜好目的大麻免許申請記」を発見しました。

いやあ先人は偉大なり。
産業麻や神道用大麻の栽培はよくあっても、嗜好目的で申請とは。

しかも免許申請しながら栽培を公言するなんて行為は、心をくすぐられちまいましたよ。結果をみても、無謀とも言えますが(笑)

さてMellow Yellow 840でも度々紹介させていただいております「大麻取締法被害者センター」はこの白坂さんが運営されています。
そして実は、白坂さんのこの一連の行動に感銘を受け、僕も立ち上がることを決意しました。

自分の生活を潤すために大麻を使用したいと思ったら、国に咎められ、苦しめられる。
それを実際に味わい、だからこそ同じ大麻取締法で被害を受ける人々をサポートしながら、現状の打開・改善に努める彼の姿。
んもう胸キュンでした☆


また、他にも大麻の免許についてネットで発信しておられる方はいます。
例えば、HPSAの「大麻免許取得サポート」は嬉しい援軍ですし、
実際にチャレンジ記録を書きとめていらっしゃる「農家に婿いで」の「大麻を栽培しよう」もタメになる。筆者たかまろ510さんの「大麻と言う将来性のある、かつまた、日本の文化とも言える植物をもう一度日本に取り戻し、日本の農業、ひいては産業までに影響を及ぼし、持続可能な社会へ向けた一歩にしたい」というのもスゲーよくわかる。 (ただ千葉県庁薬務課の「千葉県で免許を持っている人はいない」という話や、全国で50数件の農家「しか」免許を持っていないという話はちょっと僕の情報と異なりますね。)

しかしこの免許取得、デリケートな事柄ということもあり、取得されている多くの方々はそれについてあまり語っていません。
だからといってこれは、成功者(笑)を責めることでもありません。免許制を定めておきながら事実上の制約を設ける国に中指立てるだけのことです。それを見事突破した成功者には賞賛ですよね♪


さて。とどのつまり、国は速やかに申請者に免許を発行すべきです。
それだけで「乱用」も防げるっしょ?


P.S. 先日「「マリファナ青春旅行」麻枝光一的日常」の麻枝さんがブログで僕のことを書いてくださいました。「チンプの店長 ヘンプ業界の人々 その4」参照。
よって多くのご来店を受け、(始めは何事だとビックリしましたよ!)、また元気が沸きました☆
僕よりも大麻に詳しい方々のご指摘歓迎、また大麻を知ろうとしている方々の力になれるように、そして何より大麻が早く復権するように、ますます頑張っちゃおーっと思います♪ 

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Mellow Yellow Monkey

2006/08/06 00:30

 

あれよあれよ♪Mellow Yellow 840を始めて100日が経ちました☆
これまで文章をもって大麻情報をつらつらと紹介して参りましたが、僕自身でも何か、発達したITを生かして貢献出来ないかなぁと考えていました。

ということでYou Tubeに作品をUP。
「Mellow Yellow Monkey」

「愛する大麻の復権を目指して、大麻がもっともっと気軽に身近に楽しめたらいいなっ♪」というコンセプトです。
#001 Smoking


*作品を観るには上記リンク、もしくは画像クリックになります♪

 

んー少々音ズレ気味(汗)
技術の方は少しずつ勉強していきます。
不定期に作成していく予定なり。


それでは、激しく楽しく大麻法再考をお願いします☆

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今日こそドイツに行きたい!

2006/08/05 10:00

 

ひと月前までドイツに釘付けだった皆さーん、もっかいドイツに注目ですよー!

オレーオレオレオレー

今日、8月5日にベルリンで行われるのが「第10回Hanfparade」。日本語にすりゃ「大麻の行進」☆
*サイトの方、英語で閲覧できます。

スローガンは「Legalisierung jetzt! Umdenken statt Milliarden verschenken!
「今すぐ大麻を合法化!10億ユーロを浪費する代わりに心で変わろう!」
これは現在非合法とされる大麻の流通を、国が認めれば10億ユーロが税収に加わるという算出です。ドイツでの大麻消費者は最低400万人、経験者は900万人に上るとあります。平均的なドイツのユーザーは週2g大麻を消費し、よってからに毎年煙に変わる大麻が400万トン。
これらを願いましては~、大麻法に苦しむ愛好家がいなくなるだけに止まらず、多額の税収が見込め、アングラ取引の危険性は消え、大麻に費やされてきた警察や刑務所のお金も使わなくていい。
そして更に、大麻が合法化されれば新たな市場が開け、雇用と利益を生み出します。

こんな一石二鳥を妨げてる国に対するパレードなのです。

さあさあ、参加したいと思ったあなた。
ルートは午後1時にAlexanderplatzでスタート、~2時まで集会した後、国会などをパレードします。午後3時Kunsthaus Tacheles、午後4時~10時Brandenburger Torを予定。
これを確かめたら空港に急ぎましょう!

前にも紹介した去年のパレードの様子、行けない方はこちらを御覧下さいね☆

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金曜日は軒先で大麻を一服

2006/08/04 20:00

 

映画「Friday」(参考:IMDb)
制作が1995年。

舞台はLA、サウスセントラル。
Ice Cubeさん演じるクレイグとChris Tuckerさん演じるスモーキーは現在無職の身。家族に白い目で見られながらも金曜の昼間から玄関に椅子を並べて大麻くゆらせ、音楽を聴き、お姉ちゃんを見て、ケンカして、たわいない日常を描いていきます。終始ゆるい感じなんだけど濃密なドタバタ劇。黒人だから出せるテンポの良さが心地いいんだなきっと。

花金

また主演のIce cubeは自分の少年期の思い入れをたっぷりこの映画に詰め込んでいるそうな。
そしてサントラも担当する彼は、マリファナムービーの傑作・Cheech Chongの「Up In Smoke」のタイトルシーンで流れる曲を使うなど、オマージュを捧げたようにも見て取れる。スモーキーの部屋にも「Up In Smoke」のポスター貼ってありますしね。

個人的には父親役のJohn Witherspoonさんがチョーウケる。


暑くてうだる夏、働き者の日本人も、こんな休みを過ごされてはいかがですか?

ちなみにこの「Friday」、「Next Friday」「Friday After Next」と続く3部作のパート1です。タイトルのネーミングが最高ですね。
続編の紹介はまたいつかの「金曜日」に☆
Amazonで3部作のパック買っちゃっても損はないっすよ。 

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妊娠初期の大麻使用に注意して

2006/08/04 00:00

 

妊娠の初期に大麻を使用する女性は流産や子宮外妊娠の危険性があるという研究がthe Journal of Clinical Investigationに報告されるそうです。

これは9匹の妊娠したマウスに連続的にTHCを注射した実験に基づくもので、大麻を投与されたマウスは受精卵の育ちが早まり、着床が子宮まで間に合わず卵管に留まってしまったとのこと。
THCによって、子宮内での受精卵の成長と着床を決定する生殖系分子の信号が変わってしまうというのがこの原因だそうです。

そしてこの症状が人間においても発生するならば、子宮外妊娠に当たる恐れがあるとVanderbilt大学のSudhansu Deyさんは言います。

またこの結果はタバコ喫煙者が子宮外妊娠のリスクを高めるのと同じ傾向で、こちらはハムスターによる動物実験で同様の結果を得ています。

(参考:Guardian Unlimited「Cannabis linked to risk of miscarriage in US study」)


妊婦の皆さんがデリケートな時期、タバコやお酒に気を払うように、大麻もちょっと控えた方がいいみたい。

ちなみに大麻に関係はありませんが、一般的に妊娠初期の流産の確率は15%とも言われ、原因のほとんどは染色体異常などの避けられないもので、「あの時無理をしたから」ではないそうです。(参考:e-妊娠)

かわいい赤ちゃんが元気に育ちますように、減らせるリスクを減らして損はないですね。 

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大麻による薬物依存と異常行動

2006/08/03 00:00

 

福岡大学の藤原道弘さんの論文「大麻による薬物依存と異常行動(2001)」を読んでみました。


まず論文をみる前に。
大麻を吸煙すると暴力的になることが、「大麻=ダメ。ゼッタイ。」の理由として挙げられているのが内閣府による世論調査の結果であり、僕はこれに「?」なことを以前書きました(#087参照)。
なぜかというと大麻を吸って人を傷つけたいと思ったことは一度たりともないからです。いや、かえって大麻を吸った後は人にやさしくしたくなるのがほとんどで、カンフー映画を観て「アチョー」と感化された経験はあっても、ただそれだけ、到底この意見はうなずけないものでありました。

これに対し、藤原さんの論文からおもしろい記述を発見しましたのでそこから導入を。

それでは「要約」より。
「大麻の危険性は薬物依存より急性効果の」「攻撃性の増大(被刺激性の増大)が重要である。」
というのがそれです。つまり大麻を吸うと「暴力的」ではなく、「敏感になる」ってことですよね?この言葉だったら納得ができます。
しかし続けて、
「(THC摂取による)攻撃行動の発現はTHC慢性投与の15日後に発現し、退薬時は直ちに消失することなく20日間かけて徐々に消失する。」
とあります。ここがよくわかりません。被刺激性の増大は大麻吸って目が赤くなったらすぐ発現しますよね?はて、どういうことだろう?

これに対し、後述される「5.THCの慢性投与によるラットの異常行動の発現」の項には、
「THCの長期投与を続けていくと、その15日後には仲間同士の体が触れ合っただけで、激しい鳴き声とともにケージの中を激しく暴れまわるirritabilityの発現やマウスを噛み殺すmuricideなどの攻撃行動が発現した」
とあります。(あれ?やっぱり攻撃性の話?)
そして続けて「irritability(怒りっぽい・短期・過敏性・興奮性)の発現は退薬後のヒトにも認められ」と書かれますが、むーんどうだろう、僕は以前半年以上は毎日の大麻吸煙を欠かしませんでしたが、そこから大麻を絶った時も多少のイライラはあってもそこまで重度なirritabilityはありませんでしたよ。人それぞれじゃないのかしら?
それにこの解決には定期的にTHCの摂取を続ければいい話で、また比較すれば、禁煙者が感じるイライラや、「酒買って来い!」と妻に怒鳴るドラマのワンシーンだってこれと同じで大麻特有の悪影響と論じるのは勘弁願いたいものです。


続きまして、「1.はじめに」
「大麻は現在世界で最も多く乱用されている薬物である。世界の大麻経験者は約4億人を越えるであろうといわれている。」
とあります。4億人ですよ!これほどの経験者を有しているんだったらもっと前向きな研究をしてもいいんじゃない?と思うのはおかしいですか?
だって4億すよ?4億。

またこの「1」で書かれている大麻=ゲートウェイドラッグという考えですが、これは大麻害悪論には繋がらないことも以前書きましたね。


更にこの実験ではラットを実験台に用いていますが、面倒くさい、人体実験しちゃってもいいんじゃないでしょうか。
僕立候補しますよ。
まあ実験用に人口抽出したTHCを用いるのはイヤですが、自然界に存在する大麻を吸いなさいってことだったら何ら恐れることがありません。喜んで吸います☆


さあおしまいにまとめて。
この論文ではTHCの摂取によって発現する症状を「異常行動」と表記していますが、なんでネガティブな言葉を選ぶんだろうって疑問が湧きます。
実験から導き出された結果が、言葉によって全て非難とされることは大麻に対して失礼です。
これはこの論文に限ったものではありませんが…。
これは文系な僕だからこそ気になります。
こんな論文じゃ、せっかくの成果を記していても大麻を知っているヒトには笑われ、大麻を知らないヒトには誤解を招くだけです。

これも研究者を非難するのはかわいそうですね。さては国の方針なのかな?
あーイヤだイヤだ♪ 

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台北発大麻記事

2006/08/02 00:00

 

台湾の大麻に関するニュースを発見、珍しかったので訳してみます。


台北地方裁判所は、家のバルコニーで大麻を栽培していた46歳の余建文さんに懲役6ヶ月を宣告しました。
余さんは2002年の5月から6月の間に、英国国籍の2人の華僑(LiさんとWangさん)から大麻の種を入手、大麻栽培に着手し、昨年4月に逮捕されたそうです。
供述で余さんは、Liさんから水耕栽培の技術も教えてもらったと述べたといいます。
ちなみに判決によれば、この大麻は個人使用目的で栽培されたそうです。
(参考:Taipei Times「Taiwan Quick Take: Cannabis grower jailed」)

果たして余さんがどれほどの大麻を栽培していたのかはこの記事からは不明で、また「判決に何年かかってんだよ!?」とツッコミを入れたくなりますが、華僑が関わってくる部分など興味深く読ませていただきました。謝謝。


さて、これだけでは終わりません。
というのも上記に書いたようにジョイント、いや記事がいささか不完全燃焼だったため、もっとニュースがないかTaipei Timesで検索してみました。

すると発見♪お次はフランスからのおもしろ(?)ニュース。

東部フランス警察は25日、ギネスに挑む大麻スモーカーの試みを妨害しました。
といいますのは、大麻スモーカーのグループがジョイントの長さで世界記録に挑んだそうなのです。1.12mのジョイント作成に取り組むも、警察が嗅ぎ付けちゃったというわけ。
ポリスの計測によるとジョイントは80cmの記録だったそうです。惜しかった~(笑)

またフランス東部のVosges地方では、4人の大麻スモーカーグループを調査していた警察が70gの大麻樹脂を含む巨大ジョイントを発見したそうな。
ちなみにこのジョイント、混ぜるタバコの葉が不足したため、完成に至らなかったそう(笑)
(参考:Taipei Times「French fuzz send young spliff-rollers' world record ambitions up in smoke」)

なかなかクレイジーなこれらのチャレンジ、ハートウォーミングなニュースですよね。
またこんなニュースを取り上げちゃうTaipei Timesに喝采と、一方日本の報道はつまんねーなぁと嫌味を垂れて、今日はおしまい。 

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地名DE大麻

2006/08/01 00:00

 

日本には大麻に関連があるとしか思えない地名が多数存在します。

先日お客さんより、埼玉県で大麻を発見との報告を受けました。熊谷市にある「大麻生(おおあそう)」。Station-NAVIのサイトで実際に確かめてみましょう。

また北海道江別市大麻、徳島県鳴門市大麻町、香川県善通寺市大麻(おおさ)町なんかはそのままスバリ「大麻」。

香川県の金毘羅さんの裏山は大麻山ですし、島根県浜田市三隅町にも大麻山があります。

またこれらの地域では大麻神社は当然、大麻幼稚園から大麻小中高校、大麻体育館や大麻公園、大麻ゴルフ場、大麻用水に大麻図書館、そして警察にまで大麻が付きます☆
唯一無くなるかもしれないのは民営化による大麻郵便局くらいでしょうか。

これだけじゃありませんよ。
先日書いた相撲発祥の地・奈良県の當麻をはじめ、宮城県の登米市にある字が小麻、栃木県は藤岡町(下都賀郡)赤麻、神奈川県は相模原市当麻、川崎には麻生区、長野県はフェスティバルが開かれる美麻(参考:美麻フェスティバル)に麻績村(東筑摩郡)麻、愛知県は豊橋市下地町(字豊麻)に南知多町(知多郡)内海(字阿麻)、兵庫県は淡路市久留麻と猪名川町(川辺郡)上阿古谷(字波座麻)、京都府は南丹市日吉町上胡麻に同市胡麻、岡山県の備前市吉永町多麻などなど、到底数え切れません。


また以前紹介した窪塚洋介さんと中山康直さんの地球維新vol.1(参考:明窓出版)によれば、
確か東京でも、多摩は麻産業がさかんであったことに由来し、調布は麻布をしつらえたことに関係、麻布なんかは…。って説明なんか要りませんね?
(*引用元(明窓出版)の記載内容が以前と変わってしまったようです。)


北から南、都会も田舎も関係なく、これらは日本人が大麻と共存してきた紛れも無い証なのです。 

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