京都実行委員会を結成!
「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい2008」(略称・教育のつどい2008)が今年の8月21日から4日間、京都市内で開催されることが決定しました。これを受け、京都実行委員会が5月14日に結成され、これまでに2回の実行委員会がひらかれています。
開会全体集会の企画も決まりました。記念講演には作家の井上ひさしさん、オープニングでは茂山あきら氏一門による「教育」をテーマにした創作狂言が披露されます。現地実行委員会による企画、歌と踊りと構成詩でつづる「いま翔ぼう きみと!」も着々と準備がすすんでいます。
京都実行委員会および京都教職員組合は、教職員および父母・府民のみなさんに対し、「教育のつどい2008」への積極的なご参加と、子どもたちと教育の明るい未来をつくるためにともに力をあわせましょうと呼びかけています。
5月14日の結成総会では、実行委員会を呼びかけた3名(京都総評岩橋議長、新婦人森下会長、京教組藤本委員長)を代表して、藤本委員長が経過と趣旨を説明。次に、全国実行委員会から山口隆事務局長(全教副委員長)があいさつしました。
山口氏は、教研集会の門戸を広く開いて共同をすすめ、教育研究とともに教育・子育てを語り合う場として発展してきた経過を、これまでの「つどい」の様子をビデオ上映しながら説明。「地域の教育共同がすすむ京都での開催に期待が広がっています。教育・子どもの未来をひらく集会として力をあわせましょう」と訴えました。
つづいて準備事務局から梶川書記長が発言に立ち、今日の多様な教育課題のもとで、共同してつどいを成功させ、改悪教育基本法の具体化を許さず、格差・貧困の社会から憲法・子どもの権利条約にもとづく教育をつくる合意を広げていくことや、憲法の言論・集会の自由を守り安心・安全に会場を準備して全国からの参加者を歓迎することなど、今後のとりくみの諸点を説明しました。
実行委員会を「京都実行委員会」とし、呼びかけ人3名に京都教育センターの野中一也代表を加えて共同代表とすることなどを確認しました。 また当面のとりくみとして、@6月以降、広く開催を情宣していくこと、A全体会での現地の企画づくりをすすめること、B最終日に準備している「教育フォーラム」を共同で企画すること、C現地の夜の企画の検討、Dこれを機会に地域の教育共同をおおいにすすめること、E結節点として、6月28日に教育のつどいプレ企画(18:30〜京都アスニー)を開催することを確認しました。
6月10日の第2回実行委員会では、すでに53団体が賛同・加入したことが紹介されました。参加者からは「格差と貧困にあえぐ子どもの実態をさぐるシンポジウムに期待している。一緒につくりたい(民医連)」「虐待で養護施設に入所する子どもが激増。福祉の分野からも問題提起したい(福保労)」、「フォーラムで若者の働き方を大いに論議したい(民青同盟)」、「全国の方には夜の京都も堪能してほしい(民商)」など、積極的な提案が相次ぎました。