2008年8月20日 19時0分更新
森林を守る取り組みについて理解してもらおうと、新見市の国有林で高校生が森の手入れ作業を体験しました。
これは林野庁の出先機関で、森林を守り育てるための取り組みをしている新見市の森林技術センターが新見高校と協力して行ったものです。
初日の19日は、センターに新見高校の生物生産科の生徒3人が集まり、はじめに県内で林業に携わる人の高齢化が進み森林の手入れをするための人手が不足している厳しい現状などについて説明を受けました。
このあと新見市大佐の国有林に向かい、間伐する際に必要な林道をつくるために、いらない木を伐採するための調査を体験しました。
生徒たちはセンターの職員から手ほどきを受けながら、測量用のポールで林道の横幅を測定し、伐採する木に目印の白いテープを巻きつけていました。
参加した1人は「思ったより大変ですがやりがいのある仕事だと思いました」と話していました。