岡山放送局

2008年8月20日 19時0分更新

水の実験・工作教室


水を使った実験などを通して、ふだん何気なく使っている水の不思議さや大切さを親子で学んでもらおうという体験教室が20日、岡山市で行われました。

この教室は、岡山市水道局が毎年この時期に行っているもので、会場の岡山市三野の岡山市水道記念館には、市内の小学生とその親のあわせておよそ40人が集まりました。

体験教室では大学生のボランティアが水を使った様々な実験を実演し、まず、様々な物質を溶かす水の性質を利用したオモチャづくりを披露しました。

実験ではまず、絵の具で色づけした水に洗濯のりとホウ酸を順番に溶かし込みます。

そしてゆっくりかき混ぜると、水がみるみるうちにねばねばとした粘土のような固まりになり、参加した児童たちは歓声をあげながらその不思議な変化に驚いていました。

この他にも炭酸飲料水にラムネのお菓子を落とし込んで噴水のようにしたり、様々な液体が酸性かアルカリ性かを調べたりする実験が行われ、児童たちは水がみせる様々な姿に感心している様子でした。

参加した児童の1人は、「ふだん見ることができない不思議なことがたくさん見られてすごく楽しかったです。家でもやってみたい」と笑顔で話していました。