【2008年08月21日06時21分 更新】


1.銅メダリスト松田選手が帰国
 (08/21 06:17)

北京オリンピックの200メートルバタフライで、銅メダルを獲得した、延岡市出身の松田丈志選手が、19日夜、帰国し、メダル獲得の喜びを改めて語りました。松田選手は、13日に行なわれた、北京オリンピックの競泳男子200メートルバタフライで、自身が持つ日本記録を1秒以上更新し、見事、銅メダルを獲得しました。松田選手は、5個のメダルを獲得した競泳の日本選手団とともに、19日夜、帰国し、メダル獲得の喜びを改めて語りました。(松田丈志選手)「何日間かは、実感が沸かなくて、朝起きて確認してました。メダルがあるかどうか・・水泳は、まだ頑張っていきたいとおもっているが、次の目標は、明確・具体的には考えていない」松田選手は、21日、宮崎にがい旋し、22日は、地元、延岡市で、歓迎セレモニーやパレードも予定されています。歓迎の催しには、柔道の金メダリスト、旭化成の内柴正人選手も出席することになっています。


2.ORC宮崎長崎線の廃止案
 (08/21 06:17)

長崎の航空会社、ORC、オリエンタルエアブリッジに出資する長崎県は、ORCの再生案として、宮崎・長崎線の廃止を提案しました。これは、厳しい経営が続く、ORCの再生計画協議会で、長崎県側が、今後の再生案として明らかにしたものです。ORCは、利用客の減少や原油高の影響で、昨年度末の累積赤字が、8億円以上に上り、長崎県に対し、支援を要請していました。そして、20日開かれた協議会で、長崎県は、宮崎・長崎線を廃止することなどを提案したものです。宮崎・長崎線の今後の運航については、次回の協議会以降に、その決定が持ち越され、改善効果などを吟味しながら、検討されることになりました。ORCの宮崎・長崎線は、平成17年3月の就航以来、約4万人が利用してきましたが、高速バスとの競合もあり、今年度の搭乗率は、約37パーセントと、年々、搭乗率が下がり続けていました。


3.旧橘ホテル。受け皿候補がヒアリング
 (08/21 06:18)

宮崎市青島に放置されたままとなっている旧橘ホテルを巡る問題で、8月中の受け皿企業選定に向けて、候補となっている2つの企業が、20日、具体的な事業計画などを住民に説明しました。平成2年以降、閉鎖されたままとなっている旧橘ホテルを巡っては、破産管財人が、受け皿企業の選定を進め、候補として、これまでに、東京の不動産業者と、佐賀県の観光関連業者の2社に絞り込まれています。説明会には、地元住民や市の職員が出席し、それぞれの企業が、具体的な事業内容や資金計画などを説明したということです。また、ホテルの解体費用については、いずれの企業も、費用を負担する予定だと説明しました。宮崎市では、今後、破産管財人と協議しながら、8月中には、受け皿企業を1社に選定したいとしています。


4.給食費未納の対策研修会
 (08/21 06:18)

社会的に問題となっている給食費の未納問題で、宮崎市では、学校関係者が研修会を開いて、対策を話し合いました。20日の研修会には、宮崎市内の全ての小中学校から、校長やPTAの代表、約200人が参加しました。研修会では、宮崎市教育委員会の担当者が、給食費の未納を解消するためには、学校給食の良さをアピールしたり、未納者とコミュニケーションをとることも重要だと訴えました。また、どうしても保護者が支払いに応じず、民事調停や支払い督促の法的手段をとる際、宮崎市が今年度から始めた、手続き費用の助成制度についても、紹介されました。県内の小中学校の給食費未納額は、平成17年度、約2330万円にのぼっていて、児童生徒の約100人に1人が滞納している計算です。


5.男女の出会いを県がサポート
 (08/21 06:18)

少子化対策につなげようと、県は、ホームページで、結婚を応援する企業や団体の募集を始めました。この事業は、今年度の新規事業として、県が270万円をかけて行うものです。募集するのは、独身男女の出会いのイベントなどを企画する「縁結び応援団」で、県内の企業や団体などが対象となっています。この他、県は、「縁結び応援団」が企画したイベント情報を、希望する独身男女にメールで配信するサービスも、20日から始めました。県は、今年6月、東国原知事がキューピット役となって、台湾でお見合いツアーを開くなど、男女の出会いに力を入れています。県内の未婚率は、25歳以上30歳未満の女性の場合、平成17年が53.4%と、20年前より、24ポイント高くなるなど、男女とも、各年代で上昇傾向にあるということです。


6.へき地医療ディスカッション
 (08/21 06:19)

医学部の学生たちが、県内で、へき地医療について学ぶ研修会は、20日で3日間の日程を終えました。研修後のディスカッションでは、学生たちから、へき地医療の魅力や課題について、様々な意見が出されました。この研修会は、へき地医療を担う医師を育て、県内の医師不足解消につなげようと開かれたもので、18日から3日間に渡って、宮崎大学や自治医科大学の学生27人が参加しました。最終日の20日は、県内7か所のへき地医療現場での研修をもとに、医師も参加して、意見交換会が開かれました。この中で、学生からは、「へき地では、患者と医師の距離が近く、患者と信頼関係が築けるのが魅力」といった意見が出される一方、「周辺の地域も含めた医師不足を解消しないと、地域医療は成り立たない」と、課題も挙げられました。このあと、参加者たちは、現時点での進路希望について、発表していきました。(参加者は)「将来は地域医療にかかわりたい。」「将来、へき地に貢献できるいい医者になりたい。」3日間の研修で、参加者たちは、医師としての今後の目標を、より明確に持つことができたようです。


7.北京五輪・星野ジャパン準決勝進出
 (08/21 06:19)

熱戦の続く北京オリンピック。星野ジャパンは中国に勝って、準決勝進出を決めました。青木選手の活躍と、メダル獲得にも更なる期待が膨らみます。準決勝進出をかけた、19日の中国との試合・・・日向市出身の青木宣親選手は、1番センターでスタメン出場。第1打席、鋭い当たりは、セカンドの好守に阻まれます。青木選手は、カナダ戦に続いて、2試合連続のノーヒットに終わりましたが、チームは打線爆発で、中国に7回コールド勝ち。通算成績を4勝2敗とし、準決勝進出を決めました。星野ジャパンは、20日夜の予選リーグ最終戦で、アメリカと対戦します。


8.中国木材、進出条件受け入れに前向き
 (08/21 06:20)

日向市に進出を計画している、製材加工会社「中国木材」は、県内の林業団体が、進出を認める前提として提示している条件の受け入れに、前向きな姿勢を示しました。20日は、宮崎市で、中国木材の進出問題を話し合う会合が開かれ、県木材協同組合連合会など、3つの林業団体の代表と、中国木材の担当者が、進出条件の具体的な内容について、協議しました。この中で、中国木材は、林業団体が設置する協議会を通して、原木の買い取りや、価格の交渉を行うことなど、11項目の条件について、受け入れに前向きな姿勢を示したということです。このため、林業団体では、今後、進出条件について、中国木材と最終的に合意した上で、10月にも、進出を認める覚書を締結することにしています。


9.小林市職員が懲戒処分
 (08/21 06:20)

小林市の37歳の男性職員が、公文書偽造で懲戒処分です。この職員は、平成15年度から2年間、市が買収した土地の登記作業を怠った上、登記嘱託書を偽造したため、市は、土地の所有者に、本来必要でない固定資産税を課税したと言うことです。小林市では、男性職員を停職6か月の懲戒処分とするとともに、当時の上司や、市長、副市長も給与減額することにしています。


9.焼肉「夾竹園」が福祉施設を招待
 (08/21 06:20)

延岡市では、知的障害のある人たちに、焼肉が振舞われました。宮崎市に本社をもつ焼肉店「夾竹園」では、社会貢献の一環として、各地で、福祉活動を展開しています。延岡市の「夾竹園」延岡店には、市内の知的障害児施設、「ひかり学園」の利用者と職員、20人余りが招待されました。ひかり学園の利用者たちは、おいしそうに、ほおばりながら、楽しい一時を過ごしていました。