 異様な応援姿が目を引いた江頭(浅野直哉撮影、クリックで拡大) |
「伝説残してやるよ!」が口癖のお笑い芸人、江頭2:50(43)が、16日の北京五輪女子レスリング55キロ級のテレビ中継で最高視聴率をマークする珍事があった。
試合は午後6時すぎからNHK総合で生中継され、吉田沙保里(25)が連覇を果たした。平均視聴率は24.9%と高い数字をマークした。
この中継で国際映像がとらえたのは応援席で日の丸ハチマキを巻き、頭から全身すっぽり金色のボディースーツを着た異様な男。江頭その人だった。金メダルを取った吉田が客席に向かって国旗を掲げてウイニングラン、その直後、金ピカの江頭が大写しになった。この場面が瞬間最高視聴率32.8%をマークした。
ネット上でも「江頭がいる!」と騒ぎになるほどで、客席の江頭の周囲には警備員が張り付く物々しさだった。関係者によると、「エガちゃんは夏休み中で、プライベートで五輪観戦を楽しんでいたようだ」という。
それにしてもなぜ吉田を応援していたのか。
江頭は今年4月、厳戒態勢の中、長野市で行われた聖火リレーの際、トレードマークの黒タイツの姿で登場。このとき、リレー走者だった吉田が手を振ってくれたことに感激して、応援を思いついたようだ。
しかし偶然なのか、22日には都内で、自身の過激DVD「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」の発売イベントも予定されている。ちゃっかり国際映像に映り込んでの前宣伝だったとしたら何とも巧妙。
ZAKZAK 2008/08/19