元メジャーリーガーで、速球派として名を馳せた伊良部秀輝元投手が、大阪の飲食店で暴れ、逮捕されました。その時投げた灰皿も物凄いスピードだったといいます。
暴行の現行犯で逮捕されたのは、元ニューヨークヤンキースの伊良部秀輝元投手です。
調べによりますと、伊良部元投手は午前5時半過ぎ、大阪市北区のバーで、使おうとしたクレジットカードがこの店で使えないことに腹を立て、店長の髪を引っ張ったり、壁に押しつけるなどの暴行を加えたということです。
「瓶を棚に投げつけて、お酒がバリバリと割れました。腕がめちゃくちゃ太い。死んだと思いました」(暴行を受けた店長)
「最初はいい人だったので、サイン頂きました。(暴れ出すと)灰皿投げたり、めちゃくちゃ速かったんですよ。150キロ出てるかなぐらいの勢いで投げられていたんで」(居合わせた客)
伊良部元投手は速球を武器にロッテで活躍後、97年からヤンキースなどメジャーリーグでも活躍。帰国後は阪神タイガースにも在籍しました。
2005年に現役を引退して、アメリカ・カリフォルニアで飲食店を経営していましたが、2か月前に大阪市内の実家に戻っていたということです。
伊良部元投手はバーでビールを中ジョッキで20杯飲んだと話していて、事件当時、かなり酔っていました。(20日18:06)