2008年8月20日 19時42分更新
「交通事故でけがをして仕事ができない」とうその申請をして、損害保険の会社からおよそ180万円をだましとったして、京都市の29歳の会社員の男ら2人が、詐偽の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、京都市伏見区の会社員、金礼明容疑者(29歳)と、父親で会社社長の金道龍容疑者(78歳)です。警察の調べによりますと、息子の金容疑者は、去年12月、向日市で車に衝突されて軽いけがをしましたが、「仕事ができない」とうその申請をして、事故の相手が契約していた大阪の損害保険の会社から5か月にわたっておよそ180万円をだましとった疑いが持たれています。また、父親は、自分が経営する会社の社員である息子に対して、うその休業損害証明書を発行した疑いが持たれています。警察の調べに対して2人は容疑を認めているということです。父親の金道龍容疑者は、労災保険の給付金およそ140万円をだましとったとして、先月逮捕され、詐欺の罪で今月起訴されています。