2008年08月20日

和歌山県選抜チーム、アーバンユースアカデミーに大勝

日米親善野球のため来日しているアメリカのアーバンユースアカデミーチームと和歌山県選抜チームがきょう(20日)、和歌山市の県営紀三井寺球場で対戦し、和歌山県選抜チームが16対6で大勝しました。
試合は、和歌山県選抜が初回、2アウト1塁から4番・坂口(さかぐち)のレフト線タイムリー2塁打、6番・安田(やすだ)のライト前タイムリーなどで3対0とリードし、先発の木本(きもと)投手を援護しました。
その後、アーバンユースアカデミーは2回、和歌山県選抜が3回に1点ずつを取り合った後の5回、アーバンユースアカデミーが和歌山県選抜チーム2番手投手・西垣(にしがき)をとらえ、1アウト1、3塁のチャンスから、1番マグルーダーがピッチャーゴロ、投手西垣が3塁に送球しましたが、サード・安田がエラーし1点、さらに、2番スウィーニーの2点タイムリー2塁打などで4点を取り、5対4と逆転しました。
しかし、和歌山県選抜は5回に2点をあげて再逆転し、さらに6回には打者13人、ヒット8本をからめて一挙9点を上げ、試合の主導権を握りました。和歌山県選抜チームは、西垣の後、片井(かたい)、宮本(みやもと)、芝田(しばた)とピッチャーをつなぎ、結局、和歌山県選抜が16対6でアーバンユースアカデミー選抜をくだしました。
なお、この試合で指揮をとった橋本高校の広畑良次(ひろはた・よしつぐ)監督61歳が勇退を表明し、39年半の監督生活の幕を閉じることになりました。
広畑監督は「勝てて良かった。胴上げまでしてくれてありがたかった。39年半の監督生活で、今日が一番の思い出の試合になった。和歌山県は智弁和歌山が強いが、他の38校も智弁を目標として、追いつき追い越せ、という気持ちでやって欲しい」と話していました。
一方、アーバンユースアカデミーのジョージ・ヒンショウ監督は「結果には満足していない。来日して4日で選手の疲労がピークだが、それを言い訳にしたくない。印象に残った和歌山の選手は、ファーストの坂口とキャッチャーの森本(もりもと)だ」と感想を述べていました。
posted by hodo at 18:23| 報道部