2008年8月19日

ものすごいブーイングが鳴り響きました。
スターティングラインナップで、ＪＲＯＬＬ（ジミー・ロリンズ・遊撃手）が
紹介された瞬間です。ブーイングは回を追うごとにひどくなり、
どんな好プレーも、すべてブーイングの中に消えていきました。
去年のナショナルリーグＭＶＰ。フィリーズきっての人気者。
そのＪＲＯＬＬに、憎しみのこもったブーイングが浴びせられる様子は、
なんとも異様な光景でした。

先日のＪＲＯＬＬのコメントが、
物議をかもしているのです。
「俺らが首位にいても、フィリーズファンはブーイングをする・・・」
それが気に入らなかったファンは、事実を事実として述べたＪＲＯＬＬを
敵視するようになったのです。

ＪＲＯＬＬはこれを気楽に受け止め、
「期待したとおりの反応」と涼しい顔。
しかし、明らかに騒がしくなってしまった彼の周囲では、
危険を察知した警察までが動くことになってしまいました。

１０番目の選手、といわれるファンが、一番の敵になるなんて。
僕がここで触れ合う「スタンドの全体」のファンと、「個々」のファンには、
大きな隔たりがあります。だからこそ、個々のファンが持つ熱さと暖かさを、
僕はまだ信じていたい。そうでなければ、フィラデルフィアの野球は、
あまりに悲しすぎます。

ペンシルベニア州フィラデルフィアにて　田口壮　

2008年8月18日

オフのためお休み

ペンシルベニア州フィラデルフィアにて　田口壮　

2008年8月17日

ナイトゲーム終了後、深夜移動のためお休み

カリフォルニア州サンディエゴにて　田口壮　

田口選手宛のファンレターはこちらまで　letter@taguchiso.com