飛行中の小型機が電線に…2時間以上も宙づり状態に
飛行中の小型機が電線に引っかかり、2時間以上にわたって宙づりの状態が続きました。
まるでクモの巣に捕らえられた虫のような哀れな姿の小型機は、ドイツ南部の地方空港に降り立つ直前、何らかのミスで車輪を電線に引っかけたのですが、電線を切るでもなく、または墜落するでもなく、宙ぶらりんの状態になりました。機内には、65歳の男性パイロットと女性の乗客、合わせて2人がいました。このアクシデントに150人の救助隊をはじめ、クレーン車にヘリコプター、そして救急車数台が出動する騒ぎになりました。奇跡的にも2人はけが一つありませんでしたが、2時間以上逆さまの状態はかなり辛かったようで、救出された時には憔悴(しょうすい)しきっていたということです。