小型飛行機不時着「燃料が回らなくなった」

　大阪・八尾市の国道で１９日朝、小型飛行機が不時着し、機長とカメラマンが軽傷を負った。機長は警察に対し、「燃料がエンジンに回らなくなり、操縦ができなくなった」と話している。

　八尾市志紀町南の国道１７０号で１９日午前１０時過ぎ、大阪・八尾空港にある「第一航空」の４人乗りの小型飛行機が不時着した。操縦していた機長・松尾圭二さん（３４）とカメラマン・山後操さん（５７）が軽傷を負った。小型飛行機は三重・伊勢市に測量のため航空写真を撮りに行き、八尾空港へ帰る途中に不時着したという。周辺の住民にケガはない。

　国交省航空・鉄道事故調査委員会が１９日夕方には到着し、調査に乗り出す予定。