津放送局

2008年8月20日 7時15分更新

ガソリン高 高速道の利用減少


お盆の期間中、中部地方から首都圏にかけての高速道路では、去年に比べて車の通行量が4%近く減少し、ガソリン価格の高騰で車の利用を控える傾向が強まっていることを裏付ける結果となりました。

中日本高速道路によりますと今月7日から17日までのお盆の期間中に、東名高速道路や中央自動車道、それに東名阪自動車道などを利用した車は、1日あたり 135万4000台あまりで去年の同じ時期に比べて4%近く減少しました。
また、10キロ以上の渋滞は 127回で去年の同じ時期に比べて45回減りました。
これについて中日本高速道路では「ガソリン価格の高騰に加え、景気が後退局面に入った可能性があると言われる中で、旅行そのものを控える傾向が表れたのではないか」と分析しています。
一方、JR東海によりますと、今月8日から17日までに東海道新幹線を利用した人は 332万人で、去年の同じ時期に比べて3%増えたということで、車の利用を控えて鉄道に切り替えた人がいることも影響していると見られています。