前橋放送局

2008年8月19日 21時40分更新

夏休みの列車利用客は増加


夏休みにJRの新幹線や在来線を利用して旅行をしたり帰省をしたりした人は去年の同じ時期に比べて5万人余りも増えていることがわかりました。

JR東日本高崎支社が管内のこの夏の輸送概況をまとめたところによりますと7月25日から8月17日までの24日間に新幹線や在来線を利用した人はあわせて266万人余りで、去年の同じ時期より5万8000人、率にして2.2%増えました。
このうち、▼上越新幹線は前の年より3万人余り多い164万6000人。
▼長野新幹線は1万人余り多い93万3000人でした。
また、在来線では、▼JR上越線が1万6000人多い8万人余りとなっています。
このほか県内の観光地では、水上温泉や谷川岳、それに、尾瀬のあるみなかみ地区にある駅の利用者が去年より大幅に増えました。
これについてJR東日本高崎支社では、「この夏は、7月から好天に恵まれたことに加え、ガソリンの高騰でマイカーではなく列車を利用する人が増えたこと。さらに、比較的、近場の行楽地に出かけた人が多かったことなどが利用者増につながったのではないか」と分析しています。