消防庁が帝国ホテルに指導 避難ルートに調理器具東京都千代田区の帝国ホテル本館2階から出火し宿泊客らが避難した火災で、東京消防庁は19日までに同ホテルを立ち入り検査した。出火元の倉庫は、消防法上は避難ルートの一部に当たり、調理器具を置いたことは同法に違反するとして、口頭で改善を指導した。 東京消防庁と帝国ホテルによると、出火元は宴会場裏側にある約40平方メートルのスペースで、避難階段につながっている。毎年春と秋に行われる洋菓子のコンテストに向け、ここで職人が携帯用のガスバーナーなどを使ってあめ細工づくりの練習をしていたという。 帝国ホテルは「今後このようなことがないよう安全管理の確認を再度行い、再発防止に万全を期してまいります」とのコメントを出した。
【共同通信】
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