米自治領プエルトリコの首都サンフアンで死亡した24歳男性の遺体が、服喪の3日間、自宅の居間で「直立」の状態にされ、遺族、友人らの追悼を受けることになった。AP通信が報じた。
故人の遺志を尊重したもので、特殊な防腐処置が施された。男性は、米大リーグ、ヤンキースの帽子とサングラスを着用している。
兄弟が地元紙に語ったところによると、故人は生前、服喪の儀式に立って臨みたいとの希望をたびたび述べていたという。母がこの願いを葬式会社に伝え、かなえていた。
男性はサンフアンの橋下で遺体となって発見されていた。地元警察が死亡の経緯などを調べている。