米子市内の病院の男性看護助手(50)が今年3月、入院中の男性患者(29)に暴力を振るったとして、米子署が暴行容疑で米子区検に書類送検していたことが18日、分かった。記者会見した患者の両親は「病院で暴行が常態化していたのではないか」と話している。
両親によると、3月6日未明、統合失調症で入院中の長男が病室を出て大声を出したため助手が制止。ベッドに戻す際、顔を2回たたいたという。両親は、同室の患者の証言などから長男が以前から暴行を受けていたとして、4月に転院させ、被害届を出していた。
病院は事実関係を認め、この助手を15日間の休職処分にした。「院内の調査ではほかの事例はない。休職は重たい処分。警察の事情聴取にも全面的に協力した。ご両親の理解が得られなかったのは残念」とコメントしている。【小松原弘人】
毎日新聞 2008年8月19日 地方版