2008年8月19日 2時6分更新
17日までのお盆休みの期間中に鉄道を利用した人は、燃料価格の高騰で海外旅行へ行く人が減ったことなどから、去年に比べて新幹線と在来線の両方で増えていることがわかりました。
JR西日本岡山支社によりますと、今月8日から17日までの10日間に岡山と新大阪の間で山陽新幹線を利用した人はおよそ177万人で、去年より2.3パーセント増えました。
このうち、お盆の期間にあたる今月14日から17日までの利用者は、およそ75万人と去年に比べて17.6パーセント多く、特にUターンのピークとなった17日は、首都圏や関西方面へ向かう上りの新幹線が始発から軒並み満席になりました。
一方、JR岡山支社管内の在来線の利用者は、17日までの10日間におよそ23万人で、去年より2パーセント増えました。
JRでは、ことしは、燃料価格の高騰の影響で飛行機の利用料金が上がり、海外旅行に行く人が減ったため、国内で鉄道を利用する人が増えたのではないかと話しています。