東北地方から九州地方にかけての広い範囲で大雨、19日夜にかけ＝気象庁

【PJ　2008年08月19日】− 気象庁予報部の19日午前４時35分発表によると、東北地方から九州地方にかけての広い範囲で、19日夜のはじめごろにかけて、雷を伴って局地的に１時間に50ミリ前後の非常に激しい雨となるもよう。同庁では河川の急な増水、低地の浸水、土砂災害に警戒を呼びかけている。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要だ。

　日本海にある低気圧からのびる前線が19日に本州を通過し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みだ。西日本の日本海側では、落雷を伴い激しい雨が19日早朝から降りはじめている。

　20日午前６時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、▽東北地方で150ミリ、▽北陸地方で130ミリ、▽東海地方で150ミリ、▽近畿地方（北部・中部）で100ミリ、▽九州北部地方で150ミリ、▽九州南部で120ミリ−−となる見込みだ。

　なお、北陸と東北地方では20日に低気圧が接近する影響で、再び大雨になるおそれがある。【了】

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パブリック・ジャーナリスト　ＰＪニュース編集部【 東京都 】
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