ウクライナ経由ガスに黄信号=西欧諸国、ロシアの報復警戒
(時事通信) 8月18日(月) 16:30:21
ロシアは2006年1月、ウクライナとの天然ガス供給価格をめぐる交渉決裂を受け、同国向けの供給をほぼ全面停止した。欧州連合(EU)は域内ガス消費量の4分の1をロシア産に依存、その約80%をウクライナ経由のパイプラインで調達しているため、真冬の供給途絶で一部EU加盟国で暖房用ガスが不足した経緯がある。
グルジアと同様、北大西洋条約機構(NATO)およびEU加盟を目指すウクライナは先に、同国クリミア半島セバストポリを基地とするロシア黒海艦隊の出入港を制限する大統領令を出した。これにロシアは反発しており、今冬のガス供給交渉で価格引き上げなど報復に出る公算が大きい。
[時事通信社]
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