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前頭・若ノ鵬を大麻所持容疑で逮捕、常習の疑いも

8月18日19時53分配信 読売新聞


 警視庁は18日、大相撲間垣部屋(東京都墨田区)の幕内力士で、ロシア人の若ノ鵬寿則(本名=ガグロエフ・ソスラン)容疑者(20)(同区錦糸1)を大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕した。

 発表によると、ガグロエフ容疑者は6月24日午後1時ごろ、東京都墨田区錦糸1の路上で落とした財布の中に、大麻成分を含むロシア製の紙巻きたばこ1本を所持していた疑い。ガグロエフ容疑者は1988年7月生まれで、所持していた当時は19歳だった。

 通行人の女性がガグロエフ容疑者の外国人登録証の入った財布を見つけ、交番に届けたが、たばこから不審なにおいがしたことなどから、同庁で鑑定したところ、大麻が含まれていたという。

 調べに対し、ガグロエフ容疑者は「六本木で外国人にもらった」と供述しているが、自宅から大麻吸引用の水パイプが見つかっており、同庁は大麻を常習していた疑いがあるとみている。

 ガグロエフ容疑者は、2005年3月の春場所が初土俵で、07年1月の初場所で18歳で新十両に昇進し、同年11月の九州場所で新入幕を果たした。今年の名古屋場所は西前頭筆頭まで番付を上げたが、4勝11敗と大きく負け越した。6歳からレスリングクラブに通い、ロシアのジュニア選手権120キロ級王者で、04年秋に来日した。身長1メートル95、体重162キロ。

 日本相撲協会の北の湖理事長は「人として、あってはならない事をして大変遺憾に思います。事実関係を把握した上で、協会として厳正な対応を考えます。今後は協会員全員を厳しく指導していきます。大変申し訳ありませんでした」とするコメントを出した。

 ◆おことわり◆

 読売新聞社では、少年法の趣旨を尊重し、少年犯罪の報道については匿名を原則としていますが、今回は、〈1〉容疑者が幕内力士の地位にある〈2〉本人が逮捕容疑を認め、日本相撲協会による処分が確実とみられる〈3〉大麻使用が常習化していた疑いがある〈4〉逮捕容疑の当時は19歳11か月だった−−などの理由から実名で報道しました。

最終更新:8月18日22時18分

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