先日、韓国のバイオ企業へクローン犬の作製を依頼し、一躍話題となった米国人女性バーナン・マッキニー氏が、その帰国時に英国での犯罪歴が発覚し、5匹のクローン犬を置いて韓国を後にしたことが明らかになった。 カリフォルニア州在住のバーナン・マッキニー氏は愛犬のピットブルをガンで失い、商業クローンを扱っている同企業に依頼。クローン技術により誕生した子犬5匹は代理母犬が出産し、無事、子犬と対面したマッキーニー氏だったが、その帰国時、1970年代に英国でモルモン宣教師の誘拐と不法な監禁の容疑をかけられ起訴されたがその後行方をくらましていたことが分かった。 更に、米テネシー州で2004年、15歳の少年をそそのかし、強盗を企ていたとして逮捕されていたことも判明。一躍時の人となったマッキーニー氏のこの報道に米国は騒然としている。 韓国バイオ企業の代表者、キム・ユン氏は、マッキーニー氏がクローン犬を預かりに戻ってくるかという問いに対して「わからない」と話している。