2007-07-16
■[田中直紀(自民党)][メディア規制問題]
近年、テレビや雑誌、コミック等の各種メディアにおいて、児童の健全育成に悪影響を与えるおそれのある番組や記事が際だって目につくようになってまいりました。
そこでこのたび、社会福祉・医療事業団の「子育て支援基金」から助成が得られたのを機に、母親クラブを母体に、常時、各種メディアを監視・点検するモニター・システムを創設することとし、そのシステムを母親クラブ“メディア・チェック”(以下“メディア・チェック”)と命名いたしま した。
この“メディア・チェック”という名称には、メディアが媒介する有害情報の「監視・点検」並びに「抑止」という二つの意図がこめられております。
“メディア・チェック”は、全国母親クラブ連絡協議会の会員を中心として、児童や青少年に影響を与える情報メディアに関心を寄せる全国の賛同者の手で、「父母の目」で各種メディアにおける有害情報を「日常的に」監視・点検し、その結果を速やかに公表することによって児童の健全育成に資するとともに、有害情報の制作者や販売者に対しても「自主規制」を促すチェック・システムとして機能することを目指します。
http://web.archive.org/web/20031212212456/www.hahaoya-club.ne.jp/media.html
母親クラブは田中直紀大先生の支持団体と目され、「青少年有害社会環境対策基本法案」の法案提出を働きかけていたと言われてました。
■[田中直紀(自民党)][メディア規制問題]
既に削除されたメディアチェックのデータですが、北の系さんがログを保存されていますのでご覧になってみて下さい。笑えます。
ログの一部
■具体的題名
■有害と感じた理由について
画面に『死ね』とか『殺せ』とか出るらしい
■具体的題名
■有害と感じた理由について
この番組は、剣やナイフを使った殺傷シーン、及びそれによる血が吹き出るシーン、「殺す!」等の暴言が非常に多く、大人が見ても目をむくほどの酷いものです。悪影響を及ぼす前に、一刻も早く放送を中止させるべき番組でもあります。
■具体的題名
■有害と感じた理由について
ヒーロー5人のうち1人が、敵につかまり、ロープで縛られて車の後ろにつながれて引っ張り回されていまた。普通なら死に至る恐ろしい行為です。ヒーローだからほとんど無傷というのは現実と違いすぎます。
■具体的題名
■有害と感じた理由について
画像がリアルでモンスターが不気味である。子供達はこのバトルゲームをくり返し行うことで、強い者が偉い、悪魔が美しいなどの非社会的価値観を生み、やられる前にやるという攻撃的な性格を育てる危険がある。
「青少年有害社会環境対策基本法案」が成立した暁には「青少年有害社会環境対策センター」が各都道府県に設置され、そこに寄せられてきた上記の様なクレームを基にして都道府県知事や主務大臣が検閲をするという手筈になっていました。
ちなみに今は亡き(笑)民主党の水島広子大先生らが作成した「特定暴力情報からの子どもの保護に関する法律案」(旧「子ども有害情報からの子どもの保護に関する法律案骨子」)にも「青少年有害社会環境対策センター」と類似した機関を作ると記されていました。