こどもの育ち・発達に関心を持っていると,仕事の場だけでなく普段出会うこどもたちにも注意が向いてしまいます。お店の中とか,電車の中とか,気付くと周りにいるこどものほうを気にしていたりして。
困ってしまうのが,友人や知人のこどもたちまでついつい無意識に見てしまうこと。
そういう目で見ると,友人のこどもたちのなかにも発達が多少デコボコしている印象のこどもが見つかったりするのです。
気付いてしまうとちょっとドキッとするけれど,でもだからといって即それが異常というわけでもないし。
そして,数ヶ月とか数年の間隔を空けて再会してみると,発達がデコボコしていると感じたときと比べてすごくうまく育っている,ということもよくあって。そんなときは本当に嬉しくなります。
発達する過程でこどもたちの姿はこんなにも変化するんだ,ということをこうして診察室の外でこどもたちに教えてもらえると,診察室を訪れるこどもたちにも「今はこういう状態,でもまだまだ変化できるはず!」という気持ちで会えるし,親御さんたちにも希望をもってもらえるような話をすることができます。
両親や周囲のひとに「希望」を持って関わってもらうことも,こどもたちの発達をよりスムーズに,よりいい形で支えていくにはとても大事なこと。
そんなふうに考えてみると,私が元気に育つこどもたちを見て喜ぶことは,ほかのこどもたちが元気に育っていくことにつながるのかな。
仕事の上でも,仕事でないときでも,こどもたちをあたたかい目で見守れるおとなでいたいなぁ,と思います。

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