2008年8月17日 22時3分更新
厳しい暑さが続く中、岡山県新見市の鍾乳洞には涼を求めて大勢の人たちが訪れています。
新見市にある井倉洞は、全長1.2キロの鍾乳洞で、岡山県の天然記念物に指定されています。
鍾乳洞の中は1年を通じて気温が15度前後となっていて、真夏には外の気温との差が20度近くにもなります。
ことしは、厳しい暑さが続いているため、鍾乳洞には涼を求めて多くの人たちが訪れています。
特にお盆に入ってからは、観光客や帰省客も加わって1日2000人を超える人が訪れていて、家族連れなどが列をつくって鍾乳洞の中に入り、ひんやりとした空気のなかで歳月を経てできあがった、幻想的な景観を楽しんでいました。
家族で訪れた男性は「外とは大違いの涼しさで気持ちよかったです。子どもたちも大喜びで来て良かったです」と話していました。