釧路放送局

2008年8月18日 7時5分更新

釧路と夜行列車展


道内で唯一のJRの夜行列車「特急まりも」が今月いっぱいで運転を終えるのを前に、始発駅の釧路市では写真などで思い出をつづる企画展が開かれています。

「釧路と夜行列車」と題したこの企画展は釧路市立博物館で開かれています。
今月で運転を終える「まりも」をはじめすでに姿を消した「からまつ」や「狩勝」と名付けられた、主にJR根室線の釧路・札幌間を走った夜行列車の写真30点余りが乗客の思い出をつづった文章などとともに展示されています。
また、駅の通過時刻などを乗務員が確認する時刻表や昔のキップなども展示されています。
「特急まりも」が今月いっぱいで運転を終えると、道内から夜行列車は姿を消すことになり、大学生の時によく乗ったという70代の男性は「朝、滝川に着いてホームで顔を洗いました。私の青春の思い出です」と懐かしそうに写真を見ていました。
この企画展は来月15日まで開かれています。