16日午前10時45分ごろ、高砂市高砂町浜田町の山陽電鉄荒井道踏切で、姫路発阪神梅田行き直通特急(6両編成、乗客約300人)が軽乗用車と衝突した。軽乗用車は大破し、中にいた高砂市高砂町鍵町の無職、釜谷たつ子さん(90)が死亡、また一緒にいた義娘で高砂町浜田町、釜谷もと子さん(71)が意識不明の重体。電車の乗客にけがはなかった。高砂署が事故原因を調べている。この事故で山陽電鉄は高砂-大塩駅間の運転を約1時間見合わせて上下線計19本が部分運休し、約5000人に影響した。
現場は遮断機と警報機のある踏切。【久野洋】
〔播磨・姫路版〕
毎日新聞 2008年8月17日 地方版