星野監督「俺のミス」韓国に逆転負け「最低」2勝2敗…野球
◆北京五輪 野球1次リーグ 日本3−5韓国(16日・五カ松球場) 星野JAPANが宿敵・韓国に負けた。6回に4番・新井が左中間へ五輪初アーチとなる2ランを運んで先取点。しかし7回、先頭を四球で出した先発・和田が直後の打者に痛恨の同点2ランを浴びた。星野監督が「完ぺきにオレのミス」と悔やむ続投指令だった。9回には岩瀬が2死一、二塁から決勝適時打を打たれ、さらに守備の乱れなどで計3失点。その裏に1点を返したが、1次リーグは2勝2敗となった。18日のカナダ戦は絶対に負けられない。
マウンドで抱き合う韓国バッテリーを見ることもなく、星野監督はグラウンドに背を向けた。新井の2ランで先制しながら痛恨の逆転負け。「岩瀬じゃない。あれは俺のミスだ」闘将が敗因に挙げたのは、守備のミスでも同点機で決められなかった打線でもない。自ら下した続投指令だった。
2点をもらった直後の7回だった。先発の和田が先頭の金東柱へ四球を与えた。大野投手コーチがマウンドへ向かったが、指揮官の答えは「続投」。その直後に落とし穴が待っていた。李大浩に同点2ラン。肩を落とす左腕の姿に、指揮官は奥歯をかみしめた。
「ノーアウトからフォアボールを出したところで憲伸(川上)だった。ホンマに後悔している」ワンテンポ遅れた継投を悔やんだ。2死後からマウンドに立った力投派右腕は後続を断ったが、8回2死二塁のピンチを招いたところで岩瀬を投入。ここはサウスポーが4番・李承ヨプを三振に斬った。
9回も岩瀬に託した理由を、大野投手コーチは「タイブレークのことがあったから」と説明。延長11回無死一、二塁から始まる新制度を考えての起用だったが、まさかの炎上。2死二塁から陳甲龍を歩かせ、代打・金賢洙に決勝の中前適時打を浴びた。「(陳甲龍には)勝負にいけなかった。結果がすべて」とうなだれた。
さらに李鍾旭のプッシュバントを村田がキャッチできず(記録はヒット)、阿部が二塁へ悪送球とミスが相次ぎ、決定的な3点を失った。「ミスが出ればなあ…。最後はいいチャンスをつくったが」山本守備走塁コーチはその裏の攻撃で、サヨナラ機を演出した打線に活路を求めた。
これで全勝のキューバ、韓国とは対照的に、日本は2勝2敗。「中国戦までに決めたい」という指揮官の青写真が崩れ、18日のカナダ戦に敗れれば決勝トーナメント進出が厳しくなる状況まで追い込まれた。「(2勝2敗は)最低のライン。あとの3試合すべて取る覚悟でやる」と力を込めた。試合後のバスでも「3試合、全部勝つぞ」と選手たちを鼓舞した闘将。瀬戸際に追いつめられつつある星野JAPANに、真価を問われる時が来た。
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