東京ビッグサイト(東京都江東区)で15日から開かれていた日本最大のマンガの祭典「コミックマーケット(コミケ)74」最終日の17日、会期中最高の20万人が参加、3日間で07年夏の「コミケ72」と並ぶ過去最高の計約55万人に達した。
この日は、オリジナル作品を中心に約1万1000サークルが出展。「涼宮ハルヒの憂鬱」などのイラストを担当するいとうのいぢさんや、ゲーム「シャイニング・ウインド」(セガ)のキャラクターデザインのTonyさんら人気作家のサークルには早朝から同人誌を買い求めるファンの列が出来た。アニメや出版などの関連企業が出展する企業ブースでは、歌手や声優らのイベントも数多く開かれ、にぎわっていた。
次回の「コミケ75」は08年12月28~30日の3日間、同所で開かれる予定。【渡辺圭】
2008年8月17日