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【社会】

乗用車の女性死亡 市道冠水気付かず進入か 鹿沼

2008年8月17日 朝刊

 十六日午後七時二十分ごろ、栃木県鹿沼市茂呂の市道で、同市千渡、派遣社員高橋博子さん(45)の軽乗用車が水没しているのを、捜索していた鹿沼署員が見つけた。高橋さんは病院に運ばれたが、約一時間後に死亡した。

 同署などによると、市道は東北自動車道の下をくぐっており、深さ約二メートルの水がたまっていたという。高橋さんは冠水に気付かずに進入したらしい。母親に携帯電話で「川に流された。助けて」と連絡。母親からの通報を受け、同署などが捜索していた。発見時は、軽乗用車の屋根だけが見える状態だったという。宇都宮地方気象台によると、同市では同日午後五時からの一時間に六〇ミリの強い雨を記録。大雨洪水警報が発令されていた。

 

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