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ロシア、グルジア経済の混乱狙う 和平原則のスキつく

 【モスクワ=坂井光】ロシア軍は16日、メドベージェフ大統領が和平の「6原則」に署名した後もグルジアに戦車部隊などの展開を続けた。戦闘は起きていないが、交通網の途絶などが起きており、ロシアの目的がグルジア経済の混乱であることが鮮明になってきた。停戦発効後も、6原則に盛り込まれたとみられる「追加的な安全措置を取ることができる」との項目を根拠にロシアがグルジアで「威嚇行為」を繰り返す可能性がある。

 グルジアではロシア部隊が展開したことに伴い道路網が寸断。鉄道の主要路線も不通となっており経済活動が低下している。グルジアは産業に乏しく、カスピ海産の石油、ガスを欧州向けに輸送するなど物流・交通の要衝を担うことが経済発展の基盤になっている。(09:29)

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