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プレスリリース

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2007年11月1日

報道関係各位

ノバルティス ファーマ株式会社

免疫抑制剤「ネオーラル®」の特許権に基づいて3社を提訴

ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:三谷 宏幸)の親会社であるノバルティス(スイス・バーゼル市)は、ノバルティスが保有するシクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤(免疫抑制剤「ネオーラル®/ NEORAL®」)に関する特許第1996397号に基づき、富士カプセル株式会社が製造販売し、富士製薬工業株式会社および日本ジェネリック株式会社が販売している「シクロスポリンカプセル25mg『FC』®」および「シクロスポリンカプセル50mg『FC』®」について、富士カプセル株式会社に対し製造販売差止等、富士製薬工業株式会社および日本ジェネリック株式会社に対し販売差止等を求めて、2007年10月29日付けで東京地方裁判所に訴えを提起いたしました。

「ネオーラル®」は、成分であるシクロスポリンの安定した吸収を可能にするために新しい製剤学的テクノロジーを利用した、シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤です。日本ではノバルティス ファーマ株式会社により2000年に発売され、生存率と移植臓器の生着率を向上させるとともに、患者さんのクオリティー・オブ・ライフの改善に大きく貢献しています。現在では移植(腎、肝、心、肺、膵、骨髄)のほか、乾癬、再生不良性貧血、赤芽球癆、ネフローゼ症候群、重症筋無力症、ベーチェット病等の自己免疫疾患の治療にも幅広く使用されています。

ノバルティスは、シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤にかかる複数の特許権を日本で保有しており、今後も知的財産権の保護のために、必要に応じて訴訟提起も含め適切な手段を講じていく方針です。

ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置くヘルスケアにおける世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の2006年の売上高は370億米ドル(約4兆2,943億円)で、当期純利益は72億米ドル(約8,354億円)、研究開発費は54億米ドル(約6,205億円)です。約100,000人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。 http://www.novartis.co.jp/

以上

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