16日、宮崎空港で、全日空機からオイルが漏れ、滑走路が、一時、閉鎖されました。宮崎空港事務所によりますと、16日午前10時45分頃、伊丹空港から到着した全日空機から、オイルが漏れているのが、見つかりました。乗員乗客95人に、けがはありませんでした。宮崎空港の滑走路は、漏れたオイルを撤去するため、約1時間45分に渡って閉鎖され、欠航や到着地の変更などの影響が出ました。
日向市の幸脇地区と美々津地区では、16日、「耳川フェスティバル」が開かれました。伝統の「お船出競争」では、10人1組になって、300メートルのレースを繰り広げました。また、祭り会場では、櫓をこいで、昔ながらの「耳川渡し」を体験したり、鮎や鰻のつかみ取り大会が開かれるなど、流域の住民や観光客でにぎわいをみせました。
日南市では、16日、那覇市の子どもたちを招いて、野球の交流試合がありました。姉妹都市の日南市と那覇市は、毎年、夏休みに訪問団を派遣し、スポーツ交流を続けています。14回目の今年は、那覇市の4チームをはじめ、16チーム、320人が参加し、子どもたちは、スタンドの声援を受けながら、元気に白球を追いかけました。交流試合は、17日も行われます。
北京オリンピック、延岡市出身の松田丈志選手は、15日夜、最後の出場種目となる、1500メートル自由形に出場しましたが、決勝進出はなりませんでした。200メートルバタフライで銅メダルを獲得した延岡市出身の松田丈志選手は、15日夜、1500メートル自由形の予選に出場。前半は、自身がもつ日本記録に迫るペース。しかし、結果は、15分9秒07と、日本記録に3秒及ばず、決勝進出はなりませんでした。一方、野球の星野ジャパンは、15日夜、オランダと対戦し、日向市出身の青木宣親選手が、2番センターでスタメン出場。日本は、4対0とリードして迎えた8回ウラ。青木選手が、左中間を破るタイムリーヒット。青木選手の活躍もあって、日本は、6対0でオランダに快勝しました。
300年余りの歴史がある日南市の堀川運河では、15日夜、お盆の伝統行事、灯ろう流しがありました。長い伝統をもつ堀川運河の灯ろう流しは、14年前に、地元の住民たちが復活させ、お盆の風物詩となっています。運河沿いの公園では、浴衣姿の女子中学生が、地元の人から手渡された灯ろうを、次々と川に流しました。運河には、約200の灯ろうが、ゆっくりと漂い、市民や帰省客が、静かに手を合わせて、先祖の霊を慰めていました。訪れた人たちは、幻想的な雰囲気の中、しばし涼を楽しんでいました。
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