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Windows のセキュリティ対策方法は?

Windows や Internet Explorer には数多くのセキュリティホールが指摘され、その都度修正プログラムが公開されていますが、自分の環境にどの修正を適用してよいか判断しにくい場合があります。 マイクロソフトから、以下のようなページが公開され、 Windows 2000/XP 向けにはチェックツールも提供されているので、活用してはいかがでしょうか?

特に、Windows NT/2000/XP、IE5.01 以降、IIS4.0/5.0、SQL Server 7.0/2000 のいずれかをお使いの場合、修正プログラムの適用を自動チェックし、必要な修正を一覧できる Hfnetchk ツールの使用を検討してください。

Hfnetchk ツールは次の手順で使用します。

  1. チェックシステムに任意のフォルダを作成します。
  2. 1. で作成したフォルダに、チェックプログラム (Hfnetchk.exe) および修正情報データベース (stksecure.exe) をダウンロードします。
  3. チェックプログラムパッケージ (Nshcnnn.exe) を実行して1.で作成したフォルダにインストールします。
  4. 修正情報データベースパッケージ (stksecure.exe) を実行します。(stksecure.xml ファイルが展開されます。)
  5. コマンドプロンプトを開き、hfnetchk 展開先フォルダで以下のコマンドを実行します。
    hfnetchk.exe -x stksecure.xml

関連リンク

ウィルスやスパイウェアをチェックするには?

インターネットを利用していると、コンピュータウィルスや、スパイウェアとよばれる悪質なプログラムに感染する場合があります。
感染すると、感染したコンピュータだけでなく、接続可能な他のコンピュータにも被害を与えることが多いため、アンチウィルスソフトウェアの導入および定期的な更新を強くお勧めします。

主な市販アンチウィルスソフトウェア

フリーのアンチウィルス製品

とりあえず緊急で感染をチェックしたい場合

アンチウィルスソフトウェアは、出所が不明な悪意のあるプログラムを駆除しますが、出所がはっきりし「ユーザーの同意の下にインストールされた」プログラムは駆除できません。
アンチウィルスソフトが駆除できないスパイウェアなど悪質なプログラムを駆除するには、以下のようなソフトウェアの使用を検討してください。

Thanks to Kam さん

ページを開かずに html ソースだけを取得するには?

危険なスクリプトが埋められている可能性があるために、Internet Explorer でページを表示せずに、ページのソースだけ表示させたい場合、URL の先頭にview-source: を付加したものを、アドレスバーで指定してください。

例)
view-source:http://www.yahoo.co.jp/

ファイルをサムネイル(縮小版)表示するには?

エクスプローラの [表示] メニューから、表示オプション (大きいアイコン、小さいアイコン、一覧、詳細表示) が選択できますが、Windows98 には縮小版と呼ばれる5番目の表示オプションが用意されています。
縮小表示させたいフォルダーを右クリックしてプロパティを開き、「□縮小表示を使用」にチェックすると、この5番目のオプションがエクスプローラーの [表示] メニューに追加され、縮小版表示が可能になります。
Windows95 でも IE4.0/IE5.0 を導入するとこのオプションが使用できます。

なお、Windows 2000/Me/XP では、フォルダのプロパティを変更しなくても [縮小版] メニューが使えます。

アプリケーションの関連付けをカンタンに変更するには?

Windows では拡張子によって特定のアプリケーションと関連付けられ、ファイルをダブルクリックするだけで関連付けされたアプリケーションから開くことができますが、うっかり期待しないアプリケーションと関連付けられたり、別のアプリケーションと関連付けしたい場合は次の作業を行なって下さい。
  1. 関連付けを変更したい拡張子をもつファイルを Shift キーを押しながら右クリックします。
    (Windows 2000/Me は Shift キーを押さなくても OK です。)
  2. [アプリケーションから開く] をクリックします。
  3. アプリケーションの一覧が表示されるので、関連付けしたいアプリケーションを選択し、[□この種類のファイルを開くときは、いつもこのアプリケーションを使う] にチェックしてから「OK」をクリックします。

エクスプローラで、特定の拡張子だけ表示したいのですが

エクスプローラの [表示]−[フォルダオプション] または [ツール]−[フォルダオプション] の [表示] タブにある「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを解除すると、すべてのファイルの拡張子が表示されるようになりますが、DLL や EXE ファイルの拡張子は表示しておきたいけど、DOC や TXT、XLS などの拡張子は表示したくないなど、拡張子によって表示/非表示を分けたい場合があります。
特定の拡張子だけ表示させたい場合は、次の設定を行って下さい。(フォルダオプションの [表示] タブの設定は変更しません。)

  1. エクスプローラを起動します。
  2. [表示]−[フォルダオプション] または [ツール]−[フォルダオプション] をクリックします。
  3. [ファイルの種類] または [ファイルタイプ] タブをクリックします。
  4. リストから、拡張子を表示させたいファイルタイプをクリックし、「編集」または「詳細設定」ボタンをクリックします。
  5. 「常に拡張子を表示する」にチェックをいれて「OK」ボタンをクリックします。

Path が通っていない実行ファイルを、フルパス指定せずに実行するには

通常、フルパスを指定せずにアプリケーションを実行したい場合、環境変数 PATH に登録されたフォルダに実行ファイルを置く必要があります。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から PATH に登録されていないフォルダに置かれたファイルを実行したい場合、次の手順を実行してください。( 例として C:\Program Files\xyz\myapp.exe を実行すると仮定します。)
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を実行します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Windows \CurrentVersion \App Paths を展開します。
  3. [編集]−[新規]−[キー] で myapp.exe キーを作成します。
  4. 右側の (標準) または (既定) 値をダブルクリックし、データに C:\Program Files\xyz\myapp.exe を記入して「OK」します。
    以下は追加の Path が必要な場合のオプションです。
  5. [編集]−[新規]−[文字列] をクリックし、Path 値を作成します。
  6. Path をダブルクリックし、myapp.exe が必要とする Path を記入します。複数ある場合は ; で区切って記入します。

Windows CD-ROM がなくてもシステムファイルを抽出できますか?

システムファイルチェッカー (SFC) で Windows CD-ROM から任意のファイルを簡単に抽出することができますが、メーカー製 PC で Windows がプリロードされ、リカバリー CD-ROM が付属する機種では Windows CD-ROM は添付されていません。
この場合、Windows CD-ROM として C:\Windows\Options\Cabs フォルダを指定することが可能です。

なお、Windows NT/2000 の場合は、多くの場合 C:\i386 フォルダに Windows CD-ROM イメージが保存されているため、コンポーネントの追加などで Windows CD-ROM の場所を聞かれた場合は、このフォルダを指定します。

ファイルやフォルダにパスワードをかけたいのですが

Windows9x/Me には、ファイルやフォルダにパスワードをかけるようなセキュリティシステムはありません。
このような機能を追加したい場合は、Password Folders(File)21 のような追加ソフトウェアを導入してください。

なお、Windows98 Plus! や Windows Me の圧縮フォルダをつかうと、圧縮フォルダにはパスワードをかけることができます。

アプリケーションの実行を禁止したいのですが?

Windows で特定のプログラムのみ実行させたい場合、以下の手順を実行してください。
(ここでは、例としてインターネットエクスプローラとレジストリエディタのみ起動できるようにします。)
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Policies \Explorer を開きます。
  3. [編集]−[新規]−[DWORD 値] をクリックして RestrictRun 値を作成し、データに 1 をセットします。
  4. [編集]−[新規]−[キー] をクリックして RestrictRun キー (フォルダのアイコン) を作成します。
  5. [編集]−[新規]−[文字列値] をクリックして 1 という値を作成し、データに iexplore.exe をセットします。
  6. [編集]−[新規]−[文字列値] をクリックして 2 という値を作成し、データに regedit.exe をセットします。
  7. レジストリエディタを終了し、Windows にログオンし直します。
Windows 2000 以降の Windows では、RestrictRun の代わりに DisallowRun 値/キーを使って、特定のアプリケーションを実行できないように設定できます。

参考リンク

クイック起動バーの中身はどこにありますか?

クィック起動バー
ワンクリックでデスクトップが表示されるなど、便利なアイコンが並んでいるクイック起動の中身は
%Appdata%\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch フォルダにあります。このフォルダにショートカットをコピーすればクイック起動に登録できます。
(%Appdata% は、Windows9x/Me の場合 Windows \Application Data、Windows 2000/XP の場合 Documents and Settings \<ユーザー名> \Application Data になります。) また、スタートメニューから直接クイック起動バーにドラッグしても登録できます。

Windows をスケジュール シャットダウンできますか?

次の作業で、任意の時間や定時に Windows98/Me を終了させることができます。

  1. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[システムツール] から「タスク」を起動します。
    (Windows98 でタスクトレイに常駐していれば、トレイのタスクアイコンをダブルクリックしたほうが早いです。)
  2. 「タスクの追加」をダブルクリックし、タスクウィザードを起動します。
  3. 「次へ」をクリックします。
  4. 実行するプログラムとして「参照」をクリックし、Windows\Rundll32.exe を指定します。
  5. タスクを実行する日を選択し (日単位、週単位、月単位、1回だけ、起動時、ログオン時など)、「次へ」をクリックします。
  6. タスクを実行する日付と時間を設定し、「次へ」をクリックします。
  7. 「[完了]をクリックしたときにプロパティの詳細を開く」にチェックして、「完了」をクリックします。
  8. 実行するファイル名欄が以下のようになるように追記します。
    C:\Windows\Rundll32.exe Shell32.dll,SHExitWindowsEx 1
    (C:\Windows に Windows が導入されている場合)
  9. 「OK」をクリックします。
Windows 2000/XP の場合は、「Windows 2000/XP でログオフ/シャットダウン/再起動アイコンを作るには?」のスクリプトをダウンロードし、タスクスケジューラのコマンドラインに cscript poweroff.vbs などと設定すれば OK です。

「マイドキュメント」のターゲットを変更したい

MS Office 製品をはじめとする多くのアプリケーションは、ファイルの省略時保管先として、マイドキュメントフォルダーを参照しますが、Word97 はスペースを含むディレクトリに保管したファイルを消すことがあるバグを持っているのでスペースを含まない名前に変更したかったり、データファイルが C ドライブを圧迫するのがいやだったり、データファイルを別ドライブで管理したい場合には、次の方法でターゲットフォルダ (ディレクトリ) を変更することができます。

  1. デスクトップの「マイドキュメント」アイコンを右クリックし、プロパティを選択します。
  2. [ターゲット] タブの [ターゲット(T)] にターゲットにしたいパス名を入力します。
  3. (そのディレクトリが存在しなければ、作成しますか?と聞いてくれます)

ターゲットフォルダのパス名は、レジストリの HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Explorer\Shell Folders の Personal 値に保管されています。

FrontPage Expressのデフォルトファイル保管先を変更したい

Windows に付属する多くのアプリケーションはファイルの保管先が「マイドキュメント」になっていますが、FrontPage Express は Windows フォルダになっています。
FrontPage Express の省略時ファイル保管先を変更するには、次の作業を行ってください。

  1. [スタート]−[プログラム]−[Internet Explore] (もしくは [アクセサリ] )をクリックします。
  2. [FrontPage Express] を右クリックします。
  3. 作業フォルダにファイル保管先フォルダのパスを記入します。
    (C:\My Documents など)
  4. 「OK」をクリックします。

IE から起動するページの編集に使うソフトウェアを変更したいのですが

Internet Explorer は現在表示されているページを HTML エディタで開くことができますが、その際のエディタを変更するには次の作業を行ってください。
  1. IE を起動します。
  2. [ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
  3. [プログラム] タブをクリックし、HTML エディタとして任意のエディタを選択します。
  4. 「OK」をクリックします。

HTML エディタの項目に使いたいエディタが表示されない場合、以下のようなレジストリインポートファイルを実行して、項目を表示させることができます。

日本語 Windows で韓国語や中国語を使うには?

Windows9x/Me で他国語を扱うには Global IME などの追加ソフトウェアを導入する必要があります。
日本語 Windows で韓国語や中国語を扱うには次のようなサイトを参考にすることをお勧めします。 Windows 2000/XP は、標準で他国語サポート機能があるので、「他国語を入力/表示できるように設定したいのですが 」を参考にして使いたい言語を追加してください。

MS Office 2000 の会社名や使用者名を変更したいのですが

MS Office9x は、Office をアンインストールして再導入しない限り使用ユーザー名や会社名を変更することができませんでしたが、MS Office 2000 および XP はレジストリなどを変更することによって、使用ユーザー名や会社名を変更することができます。
詳細な設定方法は、以下のマイクロソフトの技術情報を参照してください。

関連リンク

「アプリケーションの追加と削除」に残ったプログラム名を消したい

アプリケーションを手動で消してしまった場合などに [コントロールパネル] の [アプリケーションの追加と削除] にプログラム名が残ってしまい、削除できなくなります。

この場合、次の作業でプログラム名を記録したレジストリを削除してください。

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall を開きます。
  3. Uninstall 以下に展開されたキーのうち、目的のアプリケーションのキーを削除します。

窓の手などのカスタマイズツールを使うと、より簡単に削除することができます。

構成変更するたびに Windows CD-ROM を要求されないようにしたい

少しシステム構成を変更しただけでも、Windows CD-ROM をセットするように要求されることがあります。ここでいちいち CD-ROM をセットせずに済ませるためには、次の作業を実行してください。
(ほとんどのメーカー製 PC は、あらかじめこの設定が行われています。)

IE などの起動時ウィンドウサイズを設定したいのですが

Internet Explorer が終了時の大きさを保存せず、小さいウィンドウで起動するようになってしまった場合、次の手順でウィンドウサイズを保存させることができます。
  1. IE が起動していたら、全ての IE をクローズします。
  2. IE を1つだけ起動します。
  3. ウィンドウサイズをお好みの大きさに調整します。
  4. Ctrl キーを押しながら、右上の [X] ボタンで IE のウィンドウをクローズします。
なお、この方法でも設定が保存されない場合、FixIE などのツールを使うこともご検討ください。

CPLファイルの素性を簡単に知る方法は?

コントロールパネルの中身は *.cpl ファイルを表示していますが、CPL ファイルとコントロールパネルの各アイコンの対応がわかりづらい場合、以下の作業を行うと CPL ファイルのアイコンが、コントロールパネルのアイコンと同じように表示されるようになります。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CLASSES_ROOT\ cplfile\ DefaultIcon の右側の (標準) をダブルクリックします。
  3. 値を %1 に設定し、「OK」をクリックします。
  4. Windows を再起動します。

かな漢字変換 (IME) を起動するには?

Windows で、キー操作によってかな漢字変換システム (MS-IME) を起動するには、次の手順を実行します。

顔文字を使いたいのですが

IME98 以降で顔文字を使う場合は、IME ツールバーの「般」ボタンをクリックし、[話し言葉優先] にチェックしてください。
この設定を行うと、たとえば「かお」を変換したときに顔文字が表示されます。

常に話し言葉優先にするには、IME のプロパティの [全般] タブ(IME98) もしくは [変換] タブ(IME2000) の初期変換モードを「話し言葉優先」に設定しておいてください。

~ (チルダ) を入力する方法を教えてください。

URL によく使用される ~ は日本語キーボードからは Shift キーを押しながら「^」(普通は「\」の左にあるキー) を押すことで入力できます。
URL として入力する場合は、~ の代わりに %7E で置き換えても OK です。
(UNIX 機でユーザーのホームディレクトリを Web で公開する場合、この文字を使用することがあるため多用されます。)

バックスラッシュ( \ )が入力できません

バックスラッシュ( \ )の文字コードは、日本語では \ (円記号) に割り当てられているため、日本語フォントを使っている場合は表示できません。
どうしてもバックスラッシュを表示させたい場合は、\ を入力し欧文フォントを適用してください。

ハートマークを出したいのですが

ハートマークは Macintosh の機種依存文字です。Windows の標準文字コード体系には定義されていません。
Windows でハートマークを出したい場合は、次のように Symbol フォントを使ってください。
  1. ワードパッドなどで、半角カタカナの「ゥ」を表示させます。
    (MS-IME でローマ字変換の場合は、[x] [u] [F8] の 3 キーを順番に押せば表示されます。)
  2. 表示された文字を選択して、フォントを Symbol に指定します。
html で指定する場合は、&hearts; を使います。スタイルシートで font family を Symbol に指定しても Windows では表示されますが、反則技です。

<body>
ハートマーク:&hearts;
ハートマーク:<span Style="font-family:Symbol">ゥ</span>
</body>

結果

ハートマーク:♥
ハートマーク:

Thanks to Mattun san

半角 2 文字と全角 1 文字の幅が揃わないのですが

Windows では 72ポイント=1インチを採用しているため、画面上に表示される文字の大きさ (ピクセル数) は、次の公式で求められます。

ドット数 = ポイント数*((ドット数/インチ)/(72ポイント/インチ))

Windows 標準のドット数/インチ (DPI:dot per inch) は 96DPI に設定されているため、文字のポイント数が 3 の倍数の場合は半角 2 文字と全角 1 文字の幅が揃う可能性があります。(端数を四捨五入して計算してみてください。)

なお、Windows XP は常に全角 1 文字と半角 2 文字の幅が揃うように使用が変更されています。このために従来のアプリケーションで表示が崩れる可能性があるため、以下の手順で従来の Windows と同じ処理を強制できるようになっています。

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\GRE_Initialize を開きます。
  3. [編集]−[新規]−[DWORD値] をクリックし、Jpn98FixPitch 値を作成します。
  4. Jpn98FixPitch 値をダブルクリックし、データに 1 を記入して「OK」します。

コマンドの標準出力も標準エラーもファイルにリダイレクトしたいのですが

コマンドプロンプトでコマンドを実行した結果をファイルに記録する場合、リダイレクト(>)を使います。
例)
C:\WINDOWS>dir > windir.txt
通常は標準出力 (STDOUT) への出力結果がリダイレクトされますが、中には標準エラー (STDERR) に出力するコマンドもあります。
標準エラーへの出力は次のようにリダイレクトできます。
例)
C:\WINDOWS>dir ---.txt 2> error.txt
標準出力も標準エラーも同時に記録したい場合は次のようにリダイレクトします。
例)
C:\WINDOWS>dir ---.ttx > log.txt 2>&1

タスクバーが画面下以外の場所に移動してしまいました

「スタート」ボタンなどがあるタスクバーが、画面右もしくは左や、上に移動してしまうことがあります。
タスクバーは、次の操作で、画面上下左右の好きな辺に配置することができます。
  1. タスクバー上の何もない場所にマウスポインターを移動します。
  2. マウスの左ボタンを押したまま、タスクバーを移動させたい辺にマウスポインターを移動します。
また、通常のウィンドウと同じように、タスクバーとデスクトップの境界をドラッグ&ドロップすると、タスクバー自体の大きさ (太さ) を変更することができます。

Windows Me/XP ではタスクバーの位置やサイズを変更できないようにロックすることができます。
例えば、Windows XP ではタスクバーを右クリックすると [タスクバーを固定する] メニューがあります。

Windows の画面をキャプチャーしたり印刷したいのですが

Windows で画面を取り込みたい場合は、キーボードの Print Screen キーを押してください。
これで現在表示されている画面イメージがクリップボードに取り込まれるので、あとは任意のアプリケーション (ペイントやワードパッドなどでも結構です。) を起動して [編集]−[貼り付け] を実行すれば、そのアプリケーションに貼ることができます。
印刷する場合はアプリケーションに貼ったあとで、アプリケーションの印刷機能を使って印刷してください。

なお、Print Screen キーだけ押した場合は画面全体が取り込まれますが、Alt キーを押しながら Print Screen キーを押すと、アクティブウィンドウのイメージだけを取り込むことができます。

DirectX はアンインストールできますか?

DirectX はアンインストールされることを想定していませんし、アンインストールするためのインターフェースも用意されていません。しかし、DirectX アンインストーラをダウンロードしてアンインストールできる可能性があります。

ただし、このツールを使用する場合はページに記述された注意書きをよく読み、ご自分の責任で使用して下さい。

レジストリエディタを開かずにレジストリの特定のキーや値を削除できますか?

レジストリエディタの [ファイル]−[レジストリの書き出し] で作成したレジストリインポートファイルを使うことで、レジストリの追加や変更が容易に行えますが、このファイルを使って特定のレジストリを削除することもできます。
削除したい場合は、レジストリキーの先頭に「-」(マイナス) を付加してください。

例)
REGEDIT4
[-HKEY_LOCAL_MACHINE\Config\0000\Display\Settings]

値を削除したい場合は、値のデータとして「-」(マイナス) を指定してください。

例)
REGEDIT4
[-HKEY_LOCAL_MACHINE\Config\0000\Display\Settings]
"値の名前"=-

また、Windows Script Host を使っても、自由にレジストリを追加/変更/削除することが可能です。

例)
Set WShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
RegPath = "HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\Norun"
RegData = 1
RegType = "REG_DWORD"
WShell.RegWrite RegPath,RegData,RegType
' RegPath にキーを指定する場合は文字列の最後に \ を記入します。
' RegType には REG_SZ、REG_EXPAND_SZ、REG_BINARY、REG_DWORD を指定できます。
' RegDelete メソッドを使えば RegPath で指定した値またはキーを削除できます。

reg ファイルを取り込むときに確認メッセージを表示させないためには?

regedit の引数に reg ファイルを指定すると、reg ファイルに記述されたレジストリを取り込んだり、削除することができます。
(関連付けを変更していなければ、エクスプローラで reg ファイルをダブルクリックしても、同じ結果が得られます。)

reg ファイルを取り込むときに確認メッセージが表示されますが、バッチファイルで自動実行するときなどは、regedit の /s オプションを使うことで、確認メッセージが表示されなくなります。

例) regedit /s abc.reg

レジストリエディタを使わせないようにできますか?

システムを知らない人間に対して、レジストリエディタを使用不可に設定したい場合、次のレジストリインポートファイルをダウンロードしてダブルクリックしてください。
  Download  reg icon regedit_off.reg
使用不可を解除したい場合は、次のレジストリインポートファイルをダウンロードしてダブルクリックしてください。
  Download  reg icon regedit_on.reg

レジストリへの書き込みを監視したいのですが

アプリケーションのセットアップや、カスタマイズツールがレジストリのどこをどのように変更しているか、監視したいことがあります。
そんなときは、Regmon for Windows9x/NT を使うことをお勧めします。

FAX をプリンターとして使いたいのですが

それほど印刷するわけではないけど、時々すこしだけ印刷したい場合や、今ある FAX を有効活用したい場合、PC のモデムから FAX に直接印刷することができます。 普通の電話ケーブルでモデムと FAX を直接つないでも通信できませんが、局給電をエミュレートしてくれる PC・FAX アダプターなどを使うか、同様の機能をもった機械を自作することで実現できます。

アクセサリの「ペイント」で JPEG や GIF を扱うには?

アクセサリの「ペイント」は通常 bmp 形式のファイルしか扱うことができませんが、MS Office97、MS Office 2000 パッケージや Word などに含まれるグラフィックフィルタを導入することで、JPEG や GIF ファイルを読み書きできるようになります。
MS Office 2000 が導入されている場合でも、Photo Editor を起動したことがない場合や、ペイントで JPEG や GIF ファイルを開いたことがない場合、JPEG や GIF で保存できないことがあります。

参考:Windows XP の「ペイント」は、gif、jpeg、png、tiff などの画像形式を標準で読み書きすることができます。

MS Office が入っているのに、ペイントで JPEG や GIF が扱えなくなりました

Windows98 以降のペイントは、MS-Office 製品などに含まれるグラフィックフィルターを使うことで、BMP だけでなく JPEG や GIF 形式のファイルを扱えますが、何らかのアプリケーションを導入したりすると、MS-Office が導入されていても JPEG や GIF が使えなくなることがあります。
多くの場合、グラフィックフィルターに関するレジストリが破損しているためなので、次の手順でレジストリが正しく設定されていることを確認してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Shared Tools \Graphics Filters \Export \JPEG を開きます。
  3. Extentions のデータが jpg になっていることを確認します。
    (「jpg,jpeg」などになっている場合は「jpg」に修正します。gif の場合も同様に確認します。)
また、MS Office 2000 のグラフィックフィルタを導入した場合、Photo Editor を1度も起動していないとペイントで JPEG や GIF が扱えないことがあります。

参考:Windows XP の「ペイント」は、gif、jpeg、png、tiff などの画像形式を標準で読み書きすることができます。

サウンドレコーダーで1分以上録音するには?

Windows に標準のサウンドレコーダーを使うと、カセットテープなどから PC に録音することができます。 しかし、サウンドレコーダーの初期状態では 1 分しか録音することができないため、1 分以上録音したい場合は次の手順を実行してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から sndrec32 を起動します。
  2. 録音ボタンを押し、60秒録音します。(実際には何も録音しません)
  3. 停止したら、再度録音ボタンを押し、60秒録音します。
  4. 2-3 を繰り返すことで、60秒以上の無音ファイルを作成します。
  5. 実際の録音を行う場合、2-4 の手順で作成したファイルを開き、スライダーが左端で停止した状態から録音を開始します。
RealJukebox などのフリーソフトウェアを使用しても、テープなどから録音することができます。

Autorun で html ファイルを起動させたいのですが

自作の CD-ROM で html ファイルを自動起動させたい場合、open= で直接 html ファイルを指定しても自動実行されません。
html ファイルを AutoRun させるには次のように記述してください。

[Autorun]
open=rundll32.exe url.dll,FileProtocolHandler xxxxx.html

HTML ヘルプの文字サイズを変更するには?

Windows の HTML ヘルプの文字サイズは IE の文字サイズに依存します。
スクロール機能付のマウスを使っている場合、ヘルプを表示中に Ctrl キーを押しながらスクロールすると、文字の大きさを変えることができます。

メールアドレスを単語登録したいのですが

IME でメールアドレスを単語登録すると、変換時に大文字小文字や全角半角の変換候補が表示されてしまい、使いづらいことがあります。 単語登録を行うときに、品詞として「顔文字」を設定してください。

フォントサイズやアイコンサイズを標準に戻したいのですが

Windows のフォントサイズやアイコンサイズを変更してしまい、元の状態に戻したい場合は、次の手順で標準値にリセットすることができます。
  1. デスクトップの何もないところを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [デザイン] タブをクリックし、配色を「Windows スタンダード」に設定して「OK」をクリックします。

エクスプローラでいつも特定のフォルダを開きたいのですが。

開きたいフォルダのショートカットを作成すれば特定のフォルダを開くことはできますが、エクスプローラのツリーがある表示形式で開きたかったり、[スタート]−[プログラム]−[エクスプローラ] で特定のフォルダを開きたい場合は、次のようなショートカットを作成してください。
  1. デスクトップを右クリックし、[新規作成]−[ショートカット] をクリックします。
  2. コマンドに EXPLORER.EXE /n,/e,C:\xxxxx と入力し、「次へ」をクリックします。
    (C:\xxxxx を開きたい場合)
  3. 名前に「エクスプローラ」やフォルダの名前をつけて「次へ」をクリックします。
なお、「マイコンピュータ」などの特殊フォルダを開きたい場合、次のように CLSID を指定します。
Explorer /n,/e,::{20D04FE0-3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}

URL やフォルダをクリックした時の「カチッ」という音をなくしたい

IE5 以降では、インターネットエクスプローラで URL やフォルダをクリックすると「カチッ」という音がするようになります。(Windows Me/2000 は IE5 が統合されているので、最初からこの音がします。)
この音が気になる場合は、次の作業で停止でせることができます。

  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「サウンド(サウンドとマルチメディア)」を起動します。
    (XP の場合、[スタート]−[コントロールパネル] から「サウンドとオーディオデバイス」を起動し、[サウンド] タブをクリックします。)
  2. 音を鳴らす場面のリストから、[ナビゲーション開始] を選択します。
  3. サウンド名を (なし) に設定し、「OK」をクリックします。

この処置を行っても、マウスの物理的な音は消えません。

Windows にスクリプト処理環境があるときいたのですが?

Windows98 以降には Windows Scripting Host というスクリプト処理エンジンが組み込まれています。
これによって、Visual Basic などをお持ちでなくても、VB のスクリプトや JScript を作成/実行することが可能です。
プログラミングの手引きはマイクロソフト開発者ページで紹介されています。
わかりやすいレッスンがマイクロソフト サイトビルダーネットワークサイトに掲載されています。

また、Windows98 をセットアップすると、以下のサンプルスクリプトが Windows\Samples\Wsh にコピーされるので、参考にしてください。

Windows95 や Windows NT 4.0 も、開発者ページに登録されたスクリプトエンジンをインストールすることで同じ機能を持つことができます。
また、IE5.01 以降をインストールするだけで、スクリプト環境もセットアップされます。

関連おすすめサイト
WSH 全般 Windows Scripting Host Laboratory
VB Script Sunago's VBA PageのWSH講座
Java Script AYAちゃんのページのWindows Scripting Host

FAT32 ドライブを NT や Linux から使えますか?

Linux はカーネル 2.0.34 以降であれば、vfat ファイルシステムで FAT32 を読み書きできます。
Windows NT 5.0 (現在は Windows2000 とよばれています) は標準で FAT32 を読み書きできます。
NT4.0 は FAT32 for Windows NT 4.0 を追加することで読み書きできるようになります。

レジストリがおかしくなりました。もとに戻せますか?

Windows98/Me でレジストリ情報に不具合が発生した場合、バックアップされたレジストリを使って元にもどすことができます。
通常は 5 セットのバックアップが Windows\SysBckUp に rb***.cab として保管されています。バックアップセットの数を変更したい場合は、 Windows\Scanreg.ini の MaxBackupCopies を変更してください。

このバックアップを復元するには、次の作業を行なって下さい。

  1. Windows98 を Safe mode command prompt only で起動します。
    (スタートアップメニューを表示させるには「Windows98/Me を Safe Mode (セーフモード) で起動させるには?」を参照して下さい。)
    Windows Me の場合、Windows Me の起動ディスクで起動します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\>Scanreg /restore
  3. 5 つのバックアップセットが表示されるので、日付を参考に戻したいセットを選択します。

Windows 2000 の場合、システム修復プロセスを実行することで、システム修復ディスクを作成した時点のレジストリに修復することができます。Windows98/Me のように起動毎にバックアップされないので、必要な場合は定期的システム修復ディスクの作成を行ってレジストリをバックアップしてください。

Windows Me/XP の場合、システム復元で特定の復元ポイントに戻すと、(すべてではありませんが) そのときのレジストリに戻すことができます。

ディスクの使用量と空き容量を足してもディスクサイズになりません

エクスプローラなどで、ディスクの総ファイルサイズと空き容量を足しても、ディスクのサイズにならないことがあります。
たとえば、10GB のドライブで使用量が 5GB でも空き容量が 1GB しかないことがあります。

これはクラスタギャップという現象で、使用量と空き容量を足してもディスク容量にはなりません。

FAT16 や FAT32 ファイルシステムでは (HPFS や NTFS もそうですが) クラスタという単位でファイルを管理しています。つまり、1 バイトのファイルを格納する場合も 1 クラスタが消費されます。1 クラスタのサイズはファイルシステムやドライブの大きさによって可変ですが、たとえば 4KB クラスタの場合、1KB のファイルが 10000 個あると、使用量は 10MB ですが、実際には 40MB のディスクを占有するために空き容量は「ディスク容量- 40MB」になります。

クラスタサイズはコマンドプロンプトで CHKDSK を実行して、「アロケーションユニットサイズ」を参照してください。

Windows NT/2000 と Windows9x/Me のスワップファイルを共用するには

Windows NT/2000 と Windows9x/Me をデュアルブートしている場合、仮想メモリ用のスワップファイル (ページファイル) を共用することができます。
  1. Windows NT/2000 を起動します。
  2. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [パフォーマンス] タブで、仮想メモリの「変更」ボタンをクリックします。
  4. ページファイルを配置するドライブを選択し、初期サイズ (xMB) と最大サイズ (yMB) を設定して「OK」をクリックします。
  5. システムのプロパティも「OK」で閉じます。
  6. Windows NT/2000 をシャットダウンし、Windows9x/Me を起動します。
  7. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  8. 「システム」の [パフォーマンス] タブで、「仮想メモリ」ボタンをクリックします。
  9. 「自分で設定する」にチェックし、最小 (xMB) と最大 (yMB) を設定して、「OK」をクリックします。
    このとき、NT/2000 で設定したものと同じ数値を設定して下さい。
  10. 警告が表示されますが、「OK」で続行します。
  11. システムのプロパティも「OK」で閉じます。
  12. 再起動しますか?は「キャンセル」します。
  13. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] で system.ini と入力して「OK」をクリックします。
  14. System.ini ファイルが開くので、[386Enh] セクションを以下のように編集して下さい。

    [386Enh]
    PagingFile=C:\Pagefile.sys (ページファイル名を Windows9x の Win386.swp から変更)
    PagingDrive=C:
    MinPagingFileSize=x (仮想メモリの最小値)
    MaxPagingFileSize=y (仮想メモリの最大値)

    PagingDrive は作成されているものをカスタマイズし、PagingFile 行は新規に作成して下さい。NT のページファイルがあるドライブと一致させて下さい。
    MinPagingFileSize と MaxPagingFileSize は先の設定を正しく行なっていれば、変更は不要です。
  15. ファイルを保存してメモ帳を終了します。

なお、Windows95 や Windows98 でこの設定を行っても、Windows98 Second Edition にアップグレードすると、System.ini の設定は初期化されてしまうので、7. からの手順を再度設定する必要があります。

Windows Media Player でデジタル再生を止めるには?

Windows Media Player で音楽 CD のデジタル再生を禁止するには、次の作業を行って下さい。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [デバイスマネージャ] タブをクリックし、CD-ROM デバイスを展開します。
  3. CD-ROM デバイスをダブルクリックし、[プロパティ] タブをクリックします。
  4. 「この CD-ROM デバイスでデジタル音楽再生を使用可能にする」のチェックを解除します。
Windows Media Player 7 では次のように設定します。
  1. Windows Media Player 7 を起動し、[ツール]−[オプション] をクリックします。
  2. [CD オーディオ]タブをクリックし、「デジタル再生」のチェックを解除します。
  3. 「OK」をクリックして設定を保存します。
Windows Media Player 8 では次のように設定します。
  1. Windows Media Player 8 を起動し、[ツール]−[オプション] をクリックします。
  2. [デバイス] タブをクリックし、CD ドライブを選択して「プロパティ」ボタンをクリックします。
  3. 再生、コピー時にそれぞれ、デジタル/アナログどちらを使うか選択して「OK」をクリックします。

Windows Media Player で過去に再生したファイルのリストを削除するには?

Windows Media Player で過去に再生したファイルのリストを削除するには、次の手順を実行して下さい。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \MediaPlayer \Player \RecentFileList を削除します。
Windows Media Player 7 の場合、Windows Media Player 7 PowerToys の Most Recently Used Cleaner を使うことで、簡単に削除することができます。

Windows Media Player のメディアライブラリをクリアするには?

Windows Media Player は、インターネットからダウンロードしたコンテンツや、再生した音楽ファイルなどの情報をメディアライブラリに記録します。
メディアライブラリから再生履歴を見られたくない場合や、不完全なライブラリ情報のために再生が正しく行われないなどの場合、以下の手順でクリアしてください。
  1. エクスプローラを開き、%AllUserProfile%\Application Data\Microsoft\Media Index フォルダを開きます。
    (%AllUserProfile% は、Windows 2000/XP の場合 C:\Documents and Settings\All Users、Windows98/Me の場合は C:\Windows\All Users などになります。)
  2. wmplibrary_v_0_12.db ファイルを削除します。(Media Player 7,8)
    CurrentDatabase_59R.wmdb ファイルを削除します。(Media Player 9)
Windows Media Player のその他の履歴情報をまとめて削除したい場合、りれきくりあぁー! などのソフトウェアを使うことも検討するとよいでしょう。

Windows を再インストールしたら、以前録音したファイルが再生できません

Windows Media Player で、音楽 CD から wma ファイルを作成すると、ライセンス情報が記録されます。
Windows を再インストールした場合、ライセンスを復元しないとファイルを再生することができないので、次の手順でバックアップ/リストアしてください。

Windows Me や 2000/XP に FrontPage Express はインストールできますか?

Windows 98SE 以降の Windows には FrontPage Express が付属しません。
デュアルブートに設定した Windows98 や NT などで FrontPage Express を使っていた場合は、そのショートカットをクリックするだけで使えますが、ハードディスクに FrontPage Express がインストールされていない場合は、次の手順でセットアップして下さい。

  1. 雑誌、プロバイダーの入会 CD-ROM などに付録の IE5 CD-ROM を入手します。
    MS Office 2000 CD-ROM や Office XP CD-ROM でも OK です。
  2. CD-ROM の IE5 (Office 2000 の場合は Ie5\Ja、Office XP の場合は Files\Osp\1041\Ie5\Jp ) フォルダにある FPESETUP.CAB をダブルクリックします。
  3. 展開された CAB ファイルの内容を、FrontPage Express をインストールしたいフォルダにコピーします。
    エクスプローラや解凍ソフトで Cab が開けない場合は、「圧縮ソフトを入れたら、エクスプローラで Cab がひらけなくなりました」を参照して関連付けを修復するか、+Lhaca など Cab ファイルに対応したソフトウェアで解凍してください。
  4. 解凍されたファイルをコピーしたフォルダに fpxsetup.vbs をダウンロードし、ダブルクリックします。
      Download  vbs fpxsetup.vbs
  5. セットアップが自動実行され、FrontPage Express が [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] 以下に登録されます。
2000/10/16 スクリプト修正:Windows98/Me にも対応しました。

Windows Me で FrontPage Express をダウンロードするには?

CD-ROM などで IE5.0x が入手できない場合、次の手順で FPESETUP.CAB をダウンロードすることができます。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Internet Explorer を展開します。
  3. 右側の Version をダブルクリックし、データを 5.00.2600 などに書き換えます。(元は 5.50.4522.1800 です。)
  4. IE5.01 SP2 ダウンロードサイトに接続し、ie5setup.exe をダウンロードします。
  5. インターネット接続を切断せずに、ダウンロードした ie5setup を実行 (ダブルクリック) します。
  6. 「同意する」にチェックして「次へ」をクリックします。
  7. 「最小構成インストール...」にチェックして「次へ」をクリックします。
  8. 「詳細設定(A)」ボタンをクリックし、「ダウンロードのみ」にチェックして「OK」します。
  9. リストから「Internet Explorer 5 Web ブラウザ」と「FrontPage Express」だけチェックされた状態にして「次へ」をクリックします。
  10. ダウンロード先フォルダを指定して「次へ」をクリックします。
  11. ダウンロードか開始されます。
  12. ダウンロード終了後、レジストリを元に戻しておきます。

Windows9x と Windows 2000/XP で「マイドキュメント」を共用したいのですが

Windows9x/Me とデュアルブートにしている場合、次の設定で「マイドキュメント」フォルダの中身を共用することができます。
  1. Windows9x を起動します。
  2. デスクトップの「マイドキュメント」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    ターゲットフォルダの場所を確認します。(メモを取ったほうがいいでしょう。)
  3. PC を再起動し、Windows 2000/XP を起動します。
  4. デスクトップの「マイドキュメント」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  5. ターゲットフォルダの場所を Windows9x のものと共通にします。

IME 2000 の変換コメントを表示させたくないのですが

IME2000 で「かえる」などを変換すると、変換候補の説明が表示されます。
このポップアップを表示させたくない場合、次の作業を行ってください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Ime \Japan \IMEJP \MSIME を開きます。
  3. 右側の HideComment をダブルクリックし、値のデータに 1 を設定して「OK」をクリックします。

IME 2002 のナチュラルインプットって何?

IME 2002 には IME スタンダードとナチュラルインプットの 2 種類の IME が用意されています。
両者の違いについては、MS Office XP FAQ ページなどを参照してください。

2002/02 時点でナチュラルインプットに対応しているアプリケーションは、MS Word 2002 のみです。

Windows9x の外字ファイルを Windows 2000/XP で使いたいのですが

Windows9x/Me の外字ファイル (EUDC.*) をバックアップしておきます。
ここでは、外字ファイルをフロッピーディスクにバックアップしたと仮定します。
  1. Windows 2000/XP を起動します。
  2. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
  3. 次のコマンドを実行します。
    C:\>COPY A:\EUDC.* %systemroot%\FONTS
  4. [スタート]−[プログラム(すべてのプログラム)]−[アクセサリ]−[外字エディタ] を起動します。
  5. 「前のバージョンの外字ファイルを取り込みます。」ときかれるので、「はい」をクリックします。
この手順を実行する前に、Windows 2000/XP で外字エディタを起動して外字ファイルを作成していた場合、ファイルのコピーに失敗し、外字エディタが起動できなくなることがあります。
この状態を解消するには、次の手順を実行してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \EUDC\932 を展開します。
  3. 右側の SystemDefaultEUDCFont をダブルクリックし、データとして C:\WINNT\EUDC.TTE などとなっているところを C:\WINNT\EUDC.xxx などに変更します。
  4. Windows 2000/XP を再起動後、EUDC.* ファイルをコピーしてから、レジストリを元に戻します。
手順がよく理解できない場合、「外字コピー屋さん」などのソフトウェアを使うことをお勧めします。

エクスプローラで、特定の拡張子だけ表示させたくないのですが

エクスプローラの [表示]−[フォルダオプション] または [ツール]−[フォルダオプション] の [表示] タブにある「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを解除すると、すべてのファイルの拡張子が表示されるようになりますが、DLL や EXE ファイルの拡張子は表示しておきたいけど、DOC や TXT、XLS などの拡張子は表示したくないなど、拡張子によって表示/非表示を分けたい場合があります。
特定の拡張子は表示させたくない場合は、次の設定を行って下さい。(フォルダオプションの [表示] タブの設定は変更しません。)
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CLASSES_ROOT を開き、表示させたくない拡張子名のキー (フォルダのアイコン) をクリックします。
  3. 右側に表示された (標準) のデータを記録します。
  4. HKEY_CLASSES_ROOT 以下の 3 で得られた名前を探します。
    たとえば拡張子 txt の場合、HLEY_CLASSES_ROOT \.txt の (標準) は txtfile なので、HKEY_CLASSES_ROOT \txtfile を探します。
  5. 探したキーをクリックし、[編集]−[新規]−[文字列] から NeverShowExt を作成します。

IE が以前入力した検索キーワードやユーザー名を覚えているのですが?

Internet Explorer 5 以降ではオートコンプリート機能が拡張され、検索キーワードや、ユーザー名などの情報も記憶して、以前入力された候補を表示できます。

この機能は便利ですがセキュリティやプライバシー上の問題にもなるため、次の作業で制御することができます。

  1. IE を起動します。
  2. [ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
  3. [コンテンツ] タブをクリックし、個人情報の「オートコンプリート」をクリックします。
  4. 使いたいオートコンプリートの使用目的だけをチェックします。
    □ Web アドレス
    □ フォーム
    □ フォームのユーザー名およびパスワード
  5. 「フォームのクリア」「パスワードのクリア」ボタンをクリックすると、これまでに記録したものをクリアできます。
  6. 「OK」 をクリックします。
フォームに入力した個々の単語は、次の手順で削除することができます。
  1. IE を起動し、目的のページの目的の入力エリアをダブルクリックします。
  2. これまでに入力したキーワードのリストが表示されるので、マウスや矢印キーで選択し、Del キーで削除します。

関連リンク

IE のウィンドウタイトルにプロバイダ名が表示されるのですが

マイクロソフト以外からダウンロードしたり、プロバイダーの CD-ROM で提供された Internet Explorer (IE) をインストールすると、右上に表示されるアニメーションが標準マーク以外のものになることがあります。
IE はプロバイダーなどがこのビットマップをカスタマイズできるように設計されているため、プロバイダー独自仕様に改編されたものが置かれていることがあります。

これを標準(マイクロソフト純正)に戻すには次の作業を行なって下さい。

  1. 純正販の IE5 を入手し、IE5 をセットアップし直します。
    (branding.cab だけ純正に置き換えてセットアップしてもかまいません)
    セットアップし直しただけではファイルがコピーされるだけなので、レジストリを編集します。
    (このとき、IE5 が起動していてはいけません)
  2. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main をクリックし、右側に表示される Window Title に「Microsoft Internet Explorer」以外の文字列が設定されている場合は、Window Title をダブルクリックして「Microsoft Internet Explorer」に戻します。
  4. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Toolbar をクリックし、右側に表示される BrandBitmap と SmBrandBitmap を削除します。

ファイルの「アーカイブ」属性って何ですか?

PC のファイルには、「読み取り専用」「隠し」「システム」「アーカイブ」属性がありますが、このうち「アーカイブ」属性って何?というお問い合わせが多いので解説します。
アーカイブは「バックアップ」とほぼ同じ意味を持つ用語です。バックアップを行ったときにファイルのアーカイブ属性を解除して、「このファイルはバックアップ済み」を示し、ファイルが更新された場合に「(バックアップ時点から変更があったため)バックアップが必要」を示すためにアーカイブ属性がセットされます。

実際にはアーカイブ属性を判別してバックアップを行うソフトウェアと組み合わせる必要がありますが、Windows 標準の MS Bcakup や xcopy コマンドはアーカイブ属性があるファイルだけをバックアップ/コピーする機能を持っています。
たとえば xcopy の /m オプションを使うと、アーカイブ属性のついたファイルだけをコピーし、コピーと同時に (バックアップしたという目印をつけるため) 元ファイルのアーカイブ属性を解除することができます。

DirectX のバージョンや、問題の有無を確認する方法は?

インストールされている DirectX のバージョンを確認したい場合や、動作に問題がないかチェックしたい場合、次の手順を実行してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. 名前に dxdiag と記入して「OK」をクリックします。
dxdiag が見つからない場合は DirectX 3 以前のバージョンがインストールされているか、DirectX がインストールされていません。

ファイル名の一覧をファイルに保存したり印刷するには?

PC に保管されたファイルの一覧を、テキストファイルに保存したりプリンターで印刷するには、次のような作業を行います。
(例として、C:\My Documents フォルダのファイル一覧を得るための手順を示します。)
  1. コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
    C:\>cd "C:\My documents"
    C:\My Documents>dir > c:\list.txt
    (このコマンドで、My Documents のファイル一覧が、C:\list.txt ファイルに記入されます。)
  2. エクスプローラを起動し、C:\ フォルダにある list.txt をダブルクリックします。
  3. [ファイル]−[印刷] をクリックすると、一覧を印刷できます。
参考:コマンドプロンプトは次の手順で起動できます。

デスクトップで右クリックを禁止するには?

デスクトップ上で右クリックを禁止するには、次のレジストリを設定します。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Policies \Explorer を展開します。
  3. [編集]−[新規]−[DWORD 値] で NoDesktop を作成します。
  4. NoDesktop をダブルクリックし、データを 1 に設定します。
  5. Windows からログオフし、ログオンし直します。
Windows 2000/XP では、NoDesktop の代わりに NoViewContextMenu を使って右クリックを禁止できます。

Windows が起動してからの時間を知るには?

Windows98 が起動してからの時間を知るためには、次の手順を実行してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から MSInfo32 を起動します。
  2. 右側の領域の「稼働時間」を参照します。
Windows NT/2000 の場合は、次のような方法で擬似的に時間を知ることができます。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd.exe を起動します。
  2. net statistics server コマンドを実行します。
Windows XP の場合、次の手順を実行します。
  1. [スタート]−[プログラムの一覧]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を起動します。
  2. systeminfo コマンドを実行します。
注:Windows NT/2000 リソースキットをお持ちであれば uptime コマンドが使えます。

Windows Me/2000/XP にクィックビューアはありませんか?

Windows 98 SE を最後に、Windows からクィックビューアは削除されました。
クィックビューアが導入された Windows9x からアップグレードしてた場合、Windows Me でもクィックビューアが使用可能な場合があります。

クィックビューアの後継版は Jasc Sowtware 社から Quick View Plus としてリリースされています。
購入や、試用版のダウンロードもこのサイトから行うことができます。

「アプリケーションから開く」のリストを削除したいのですが

Windows Me/2000/XP では、ファイルを右クリックすると [アプリケーションから開く(プログラムから開く)] メニューで過去に開いたことのあるアプリケーションの一覧が表示されるようになっています。
このリストから、特定のアプリケーションを削除したい場合は、次の作業でレジストリを修正してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion\ Explorer \FileExts \<拡張子> \OpenWithList を開きます。
  3. 右側の領域から削除したいアプリケーションの値を削除します。

Windows 98 SE 以前の Windows には、この機能自体がありません。

すべてのフォルダを [詳細] 表示に設定できますか?

Windows 2000 以降の Winodws は、初期状態ですべてのフォルダが「大きいアイコン」表示に設定されています。
大きいアイコンでは使いにくいので、[一覧] や [詳細] で使う場合も多いと思いますが、次の手順で全てのフォルダを任意の形式で表示することができます。
  1. エクスプローラを起動します。
    (「マイコンピュータ」などの特殊フォルダでなく、普通のフォルダを開いてください。)
  2. [表示]−[詳細] などをクリックして、お好みの形式に設定します。
  3. [ツール]−[フォルダオプション] をクリックします。
  4. [表示] タブをクリックし、「現在のフォルダ設定を使用」ボタンをクリックします。
  5. 「OK」をクリックします。
これで、全フォルダが 2. で設定した形式で表示されます。
「コントロールパネル」も表示形式が変更されるので、お好みにあわせて [大きいアイコン] などに再設定してください。

なお、上の手順ですべてのフォルダに対して変更が反映されない場合、以下の手順を実行してから、上の手順を実行してください。

  1. エクスプローラを起動し、[ツール]−[フォルダオプション] をクリックします。
  2. [表示] タブをクリックし、詳細設定の「各フォルダの表示設定を保存する」のチェックを解除して「OK」をクリックします。

エクスプローラを詳細表示しても「属性」列がないのですが

Windows98 SE や Windows 2000 のエクスプローラで詳細表示をしても、NT4.0 のエクスプローラにあるような「属性」列が表示されません。
Windows 2000 以降は標準で「属性」列の表示をしませんが、次の作業でいろいろな列を表示させることができます。
  1. エクスプローラを起動します。
  2. [表示]−[列の選択] をクリックします。
    XP では [表示]−[詳細表示の設定] をクリックします。
  3. 表示させたい列をチェックして「OK」をクリックします。

スタートメニューからヘルプを削除するには?

Windows9x の [スタート]−[ヘルプ] は隠せませんが、Windows 2000 以降は次の手順で [ヘルプ] を隠すことができます。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Policies \Explorer を開きます。
  3. [編集]−[新規]−[DWORD 値] をクリックし、NoSMHelp 値を作成します。
  4. NoSMHelp をダブルクリックし、値のデータに 1 を設定して「OK」をクリックします。

設定されている環境変数の一覧を調べたいのですが?

現在設定されている環境変数を知りたい場合、次の手順を実行してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から command を実行します。(9x/Me)
    [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を実行します。(2000/XP)
  2. 以下のコマンドを実行します。
    C:\>SET
Windows 2000/XP では、SET /? コマンドを実行すると、動的環境変数 (%CD%、%TIME%、%RANDOM% など) の一覧が表示されます。