放送内容

8月8日(金) 午後6:35〜7:00 アンコール放送「アラブの誇り シュートにこめろ」
-イスラエル-

0413

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アラブ社会との対立が絶えないユダヤ国家イスラエル。
そんな国のサッカーリーグで闘うアラブ人選手がいる。ハメド・ガナイム選手、20歳。
彼が所属する『ブネイ・サフニン』はイスラエル唯一のアラブチームであり、イスラエル中の全アラブ人が応援する。
ユダヤ人の中には彼らを罵倒し、叩きのめそうとするものたちもいる。
「アラブに死を!」「アラブが滅びればテロも滅びる!」
そんな悪意に反して闘う選手の想い…

「我々はアラブとユダヤを結ぶ架け橋になりたいのです。」

イスラエルに住むアラブ人はユダヤ人社会から冷遇され、方やパレスチナ人からは裏切り者とののしられている。そのジレンマの中でアラブとユダヤの平和な共存を願うハメド。
彼の想いをのせたシュートはユダヤ人の心にどう届くのだろうか…。
ブネイ・サフニンに所属する若きアラブ人選手に密着し、サッカーがアラブとユダヤ双方の融和の道しるべとなり得るのかを考える。

制作者のコメント

今回訪れるのは2回目となったイスラエル。
報道などで紹介されるイメージとはまったく異なり平和な国であります。
ユダヤ人もアラブ人もみんな平和が大好きな人々です。

ただ日本とちょっと違うのは…、若い兵士が機関銃をもってうろちょろしていたり、人種ごとに居住区がはっきり区分けされていたり。
あとご飯はあまりお勧めできません、何を頼んでも同じ香辛料の味がして・・・
つっこむとそれはそれは根の深い問題が山積みの国です。(飯の話ではありません)

サッカーはどこの国でもメジャーなスポーツです(アメリカ以外)。
どんな紛争地域でも子どもたちはサッカーで遊んでいます。
だからそんな問題山積みの国をサッカーという視点から切り取って見ました。

私はサッカーが国と国、人と人をつなぐ重要なスポーツだと信じています。
サッカーにかける男の熱き想い…、イスラエルに暮らす少数派アラブ人のメッセージを番組を見て感じていただければと思います。

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