2008年8月15日 22時36分更新
城下町、高梁市の夏を彩る伝統の盆踊り、「備中たかはし松山踊り」が14日夜から始まりました。
「備中たかはし松山踊り」は備中松山城の城下町として栄えた高梁市に360年ほど前から伝わる盆踊りです。
ことしも昨夜から踊りが始まり、JR備中高梁駅前の大通りには編み笠をかぶった浴衣姿の踊り手たちが集まりました。
そして太鼓や三味線の「お囃子」に合わせて大通りに繰り出し、「アーリャーサー」、「ヨーイヤサ」と大きな声を出しながら伝統の踊りを披露していました。
会場ではお盆で帰省した人たちや観光客も踊りに加わり、山あいの城下町は夜遅くまで熱気に包まれていました。
「備中たかはし松山おどり」は16日まで行われ、期間中は、地域の市民グループや子ども会など50の団体、およそ2000人が参加して踊りのコンテストも行われることになっています。